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Kumho Electric社 副会長のPark Myung Koo(朴明求)氏
Kumho Electric社 副会長のPark Myung Koo(朴明求)氏
烏山(オサン)工場
烏山(オサン)工場

 韓国大手照明器具メーカーのKumho Electric Inc.(錦湖電機)は2010年、LED関連の売上高で1億ドル(約90億円)を狙うことを明らかにした。同社の2010年における売上高の予想が 3600億ウォン(約300億円:2008年の売上高は2177億ウォン)なので、売上高のうち実に3分の1近くをLED関連で稼ぎ出す形となる。今までは冷陰極蛍光管(CCFL)が売り上げの多くを占めてきた。

 Kumho Electric社は、自動車関連ランプ(韓国内シェア90%)、液晶テレビ用蛍光管、一般照明、LED照明などを生産している。2010年第2四半期からは、新たなLED関連事業として液晶テレビ用LEDの生産にも乗り出す。今後、LEDモジュールを活用した製品の自動車関連ランプ、液晶テレビ用バックライト光源(CCFL、LED)、LED照明などを売り上げの3本柱にしたい考えだ。

 Kumho Electric社 副会長のPark Myung Koo(朴明求)氏は、「長年携わってきた照明市場での技術やノウハウの蓄積を、LED照明にも活かしたい」と語る。同社は、2007年に照明用LED パッケージの生産に本格参入した。烏山(オサン)工場を中心に、電球形LEDランプの生産に乗り出し、2008年には蛍光灯形LED管を開発、販売を始めた。さらに2009年、LEDパッケージ企業とLEDチップ企業を買収。短期間のうちに、LEDチップから照明器具まで垂直統合型の生産体制を整えたといえる。日本国内でもLED照明製品を展開しており、電球形LEDランプや蛍光灯形LED管を「Earthcare」ブランドで販売する。

 LED照明産業の強化を急ぐ韓国では、LED照明器具に関する国内標準規格としてKS認証を2009年3月に施行した。Kumho Electric社はいち早くKS認証の対応に乗り出し、コンバータ内蔵型および、コンバータ外付け型のLED照明器具で第1号のKS認証を獲得済みである。