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スイス館の全景。赤い円盤が多数ぶら下がっている。
スイス館の全景。赤い円盤が多数ぶら下がっている。
円盤の正体は、太陽電池とLEDなど。LEDは数十秒ごとにフラッシュ発光する。
円盤の正体は、太陽電池とLEDなど。LEDは数十秒ごとにフラッシュ発光する。
覗くとスイスの風景などが見られる3D双眼鏡。
覗くとスイスの風景などが見られる3D双眼鏡。
その風景の一つ。見えているのは、スイス・ベルンにあるスタジアム「Stade de Suisse」の屋根に太陽電池が並んでいる様子。
その風景の一つ。見えているのは、スイス・ベルンにあるスタジアム「Stade de Suisse」の屋根に太陽電池が並んでいる様子。
ゴンドラに乗って、パビリオンの内部を急登。
ゴンドラに乗って、パビリオンの内部を急登。
屋上には、夏山の風景が広がる。
屋上には、夏山の風景が広がる。

 上海国際博覧会(上海万博)のスイス館は、LEDを利用したフラッシュ発光する機器を1万個、パビリオンの周囲にちりばめるように飾り、奇抜さを競うようなパビリオンの中でもほかと一線を画している。

 この発光器は直径約20cmの赤い円盤状をしており、内部に4cm角ほどのSi系と見られる太陽電池と、2次電池、およびLEDなどが収められている。これに太陽の光が一定時間当たると、LEDがフラッシュ発光する。電池があることで、「夜間でも電池に蓄えた電力でフラッシュ発光を続ける」(スイス館の Clelia Kanai氏)。このため、夜には壁に星が瞬いているように見える。

 また、スイス館の演出もほかと異なり、参観者の人気を集めている。入館後、まず、目につくのは17m×11mのIMAXシアター。ユングフラウやマッターホルンといったヨーロッパ・アルプスの雄大な風景を楽しめる。その後、参観者はアルプス登山のようにらせん状の坂道を下ることになる。途中には双眼鏡がいくつもある。双眼鏡は実際には3次元(3D)映像のビューワーになっており、覗くとスイスのさまざまな風景や機器が3Dで見られるようになっている。

 坂を下るとそこにあるのは、ゴンドラだ。これに乗ってパビリオンの屋上に登る。屋上には、夏のアルプスの牧草地やお花畑をイメージした草木が植えられており、ちょっとした夏山登山気分が味わえる。

 大阪万博と違って、上海万博にはジェットコースターなどがある遊園地がない。スイス館のゴンドラが、ある意味その代替になっている。