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澤田 隆一氏(サワダライティングデザイン&アナリシス(SLDA)代表)

・ 高品位なデザインで知られる伊アルテミデ(Artemide)が、定番器具から前回の見本市で発表した新製品まで、かなりの品種をLED化していた。LEDムーブメントの世界的潮流を実感した。
・ すでに多数のメーカーが採用している米ズィカト(Xicato)のLED光源モジュール。明るさを固定し、LED素子開発の進ちょくに伴って消費電力を低化させていく方針に共感した。
・ LEDトレンドとはまったく無縁に、20代の日本人青年が2年前にデュッセルドルフを拠点に起業したスズサン(Suzusan)。有松鳴海絞りをスタンドやペンダントライトに展開し、世界中からオーダーを得ていた。日本が、既にLED先進国ではないことを体感した今回の見本市で、日本の伝統工芸をコアにしたメーカーとの出会いは、うれしい出来事であった。

伊アルテミデ(Artemide)の展示。有名デザイナーなどを起用した多様なデザインの照明器具で知られる同社は、新製品の約半数にLED照明を使っていた(写真:三橋 倫子)
伊アルテミデ(Artemide)の展示。有名デザイナーなどを起用した多様なデザインの照明器具で知られる同社は、新製品の約半数にLED照明を使っていた(写真:三橋 倫子)

米ズィカト(Xicato)のLEDモジュール「XSMスポット・モジュール」。ひとつのモジュールにたくさんのLEDを取り付けると複数の影が出るが、配光を従来光源に近づけることで、複数の影が出ないように設計した(写真:Xicato Japan)
米ズィカト(Xicato)のLEDモジュール「XSMスポット・モジュール」。ひとつのモジュールにたくさんのLEDを取り付けると複数の影が出るが、配光を従来光源に近づけることで、複数の影が出ないように設計した(写真:Xicato Japan)

スズサン(Suzusan)の有松鳴海絞りをセードに使った照明器具。独デュッセルドルフを拠点としてヨーロッパを中心に販売している(写真:スズサン)
スズサン(Suzusan)の有松鳴海絞りをセードに使った照明器具。独デュッセルドルフを拠点としてヨーロッパを中心に販売している(写真:スズサン)