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 東京国際空港(羽田空港)の新国際線旅客ターミナルビルの内部を動画で紹介する最終回は、出国後の出発コンコースと搭乗口、到着コンコースを歩く。

羽田空港国際線旅客ターミナルビルの搭乗口エリア(動画:寺尾 豊)注意:音が出ます

 出国審査を終えると、出発コンコースに出る。目の前のエスカレーターを上がると24時間営業のフードコートが広がる。空港専用ラウンジには、ドリンクやスナック類が完備されているほか、インターネット環境やシャワーもある。深夜や早朝の時間帯に出発する場合でも快適に過ごせるようにしている。

 免税エリアには、シャネルやオメガといった日本の空港で初となるブランドなどブランド・ブティック11店舗が出店する。このほか、おみやげ品をそろえた店やバーなど専門店31店舗が入る予定だ。

 搭乗橋には、世界で初めて、段差のない「ステップレス旅客搭乗橋」を導入。従来、搭乗橋の間にあった渡り板や雨樋をなくした。通路がフラットになり、幅も広がったため、車いすを使用する場合に利用しやすくなった。

 「空」をコンセプトにする出発ロビーに対し、到着コンコースは、「大地」をコンセプトにした。出発エリアと異なり、暖色系の色を採用し、暖かみのある空間づくりを目指した。