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芝張りで周囲を巻き込む

 そのためわいわい!!コンテナには、市民と商店街の間を日常的に結ぶ様々な工夫を取り入れた。雑誌はバックナンバーを置かず毎週入れ替えて、リピーターの確保を狙う。維持管理にも市民の参加を促す。

老若男女、様々な層が集まる(写真:イクマ サトシ)
老若男女、様々な層が集まる(写真:イクマ サトシ)

 例えば、庭の芝張りの協力を呼び掛けたところ、今まで街なかに足を運ぶ機会が少なかった近くのマンションに住む親子連れが、積極的に参加した。オープン後もよく顔を見せるようになった。

庭に芝を張る。参加者の多くは近所の小学生だ(写真:ワークヴィジョンズ)
庭に芝を張る。参加者の多くは近所の小学生だ(写真:ワークヴィジョンズ)

 コンテナ利用者を商店街へ引き込むのは、各店舗の役割だ。近所の餃子専門店は、コンテナの芝生と商品を組み合わせた写真を撮影し、クーポン券付きの新聞広告を作成した。コンテナ自体を宣伝しつつ、自分の店舗にも立ち寄ってもらうという工夫だ。日によっては品切れになるほどの効果があったという。

 「それぞれの店舗がこの場所を使ってどういうアピールができかを考える。そうした自由な発想から、まちづくりが始まる」(西村)