PR

中古コンテナで新ビジネス

 社会実験の実施に当たっては、地元企業の大洋建設が6基のコンテナを中古で購入、加工から設置までを引き受けた。「今年で創立50周年。育ててもらった地域への恩返しになれば」と、同社専務の前山博は熱意を込める。

建設前の敷地。銀行の跡地を市が賃借した(写真:ワークヴィジョンズ)
建設前の敷地。銀行の跡地を市が賃借した(写真:ワークヴィジョンズ)
コンテナ設置の様子。中古のコンテナを地元企業の工場で加工。現地に搬入してから、設備やサッシを取り付けた(写真:ワークヴィジョンズ)
コンテナ設置の様子。中古のコンテナを地元企業の工場で加工。現地に搬入してから、設備やサッシを取り付けた(写真:ワークヴィジョンズ)

 同社の負担は約1000万円、コンテナの購入や搬入・搬出にかかる輸送費、加工や塗装、設備類の取り付けまでを含む。コンテナ一式は同社が所有し、社会実験の期間中、月額20万円で貸し出している。この額以上で貸し出せれば、およそ5年間で減価償却できる計算だ。「建設業はジリ貧状態。コンテナの賃貸が新事業に展開することも期待している」(前山)

 こうした企業や住民、商店街の協力を引き出したことで、わいわい!!コンテナは実現に至った。利用者数は当初の予想を上回り、週末には100人余りが訪れる。来年1月まで、様々な企画で人を集め、街の可能性を探る予定だ。(文中敬称略)