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 トヨタホームは、電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド車(PHV)と住宅のエネルギーを連携させるシステムを開発した。スマートハウスを実現する中核技術となるもので、車との充電連携や、車・家庭用蓄電池からの非常時給電などに対応する。2011年内に同社の住宅新製品に搭載して発売する予定だ。10月12日発表した。

家と車のエネルギー連携システムの構成図(資料:トヨタホーム)
家と車のエネルギー連携システムの構成図(資料:トヨタホーム)

 HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)を中心に、家庭用蓄電池、EV・PHV充電器、非常時給電システムを連携させた。EV・PHVと、太陽光発電や蓄電池などの家庭内のエネルギー機器をつなぎ、制御して省エネ、電力利用の効率化を図るとともに、使用状況を液晶モニターに“見える化”する。

HEMSの画面(資料:トヨタホーム)
HEMSの画面(資料:トヨタホーム)

非常時給電システムの構成図(資料:トヨタホーム)
非常時給電システムの構成図(資料:トヨタホーム)

 EV・PHV充電器や蓄電池は、拡張ECU(電子制御ユニット)を通してHEMSに接続。平常時は、太陽光発電やタイマー充電などで蓄積した電力を充電する。また、停電時には、EV・PHVを外部電源として住宅内の機器を動作させる非常時給電システムに切り替える。切り替えは「回路切替スイッチ」で簡単にできる。

 このほか、トヨタ自動車の遠隔エネルギー管理システム「トヨタスマートセンター」とも連携し、外出先から、施錠忘れの確認・施錠やエアコンのオン・オフなどができる。

家庭用蓄電池(写真:トヨタホーム)
家庭用蓄電池(写真:トヨタホーム)

自立型のEV・PHV充電器(写真:トヨタホーム)
自立型のEV・PHV充電器(写真:トヨタホーム)

 家庭用蓄電池は、電気料金の安い深夜に充電し、昼間に電力供給することで、電気料金の高い時間帯の買電を抑える。電池容量は8.4kWh(使用時蓄電量は5kWh)。入力はAC200V、出力はAC100V/200V。EV・PHV充電器は、ケーブル一体型で自立型と壁付型から選べる。

 デンソー、ミサワホーム、新神戸電機、豊田自動織機、日東工業との共同開発で、蓄電池や充電池など、それぞれが得意とする技術を活用している。価格は未定。