PR

1件6万5000円から--インスペクターの具体像は

 さくら事務所の資料によると、一戸建ての中古住宅を診断する際の同社標準価格は、1件6万5000円。売買前の段階で買い主と一緒に物件へ出向き、現況をチェックして報告書をまとめるのが主な業務だ。診断の所要時間は1件3時間程度。屋根裏や床下のチェックは別途費用としており、すべて実施すると1件12万円になる。

 この標準価格を基に、事業の損益計算も試算した。月間30件を受注してそのうち20件を経営者自身または社員ホームインスペクターがこなし、10件を「個人パートナー」へ再委託した場合、経費を除いた税引き前利益は年間で約1700万円になるという。同様の条件で月間50件の依頼が集まれば、同2700万円となる。

 今回の募集では既存の住宅会社や設計事務所など、すでに開業済みの設計事務所登録業者が副業として開業することを想定しているため、試算の支出には事務所の賃貸料などが入っていない。主な支出は個人パートナーへの再委託費、専任の事務所員(1名)の人件費、広告など販売管理費、本部へのロイヤルティーやシステム使用料、共同宣伝費などだ。

 また各地の実情に合わせ、標準価格を地域ごとに変更する可能性もある。「パートナーと一緒に試行錯誤しながらマーケティングを進めたい」(同社)としている。

依頼者へ請求する費用の概要(資料:さくら事務所)
依頼者へ請求する費用の概要(資料:さくら事務所)