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 せっこうボードは、厚さ21mmのものを2枚重ねで使用。防水性と防カビ性も備えているため、建築中の雨水にも対応できる。ボード1枚の大きさは1820mm×606mmで、設計価格は1450円だ。

図中の青い板が、吉野石膏のせっこうボード「タイガーボード・タイプZ-WR」。1枚の板の厚さは21mm。2枚重ねで利用する
図中の青い板が、吉野石膏のせっこうボード「タイガーボード・タイプZ-WR」。1枚の板の厚さは21mm。2枚重ねで利用する

 現在、木造耐火建築物の外壁には、ALC板やケイカル板が屋外側の耐火被覆材として使用されている。しかし、ALC板は厚さや重さが作業上の負担になり、ケイカル板は3層に分けて貼る工程が施工上の手間になっている。今回採用したせっこうボードは、ALC板より軽量であるうえ、ケイカル板より少ない2層で施工できるのが特徴だ。

 両社が木造外壁の耐火材に力を入れるのは、今後、木造耐火建築物の実例が増えるのを見込んでのこと。2010年10月に「公共建築物等木材利用促進法」が施行されて以来、国や自治体では低層の公共建築物で木造利用を積極的に推進している。そのため、同社では特別養護老人ホームや介護老人保健施設などの福祉施設をはじめ、3階建て以上の学校、保育所、ケアハウスなどの特殊建築物で積極的に導入を図っていく考えだ。