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 東京都台東区に地上14階建てのホテルを建設する。総客室数は137室で、1階に店舗を配置する。太陽熱を利用した空調と潜熱蓄熱材を組み合わせたシステムを共用部に導入するほか、高効率小型ガスコージェネレーションの採用などによりCO2排出量を約30%削減する。「2010年度(第2回)住宅・建築物省CO2先導事業」に採択されている。

 共用部の空調の熱源は太陽熱と都市ガスを使用する。集熱パネルで収集した太陽熱を排熱投入型冷温水発生機に送って冷水を製造し、客室階の廊下床下に設置した潜熱蓄熱材に冷風を送って蓄冷する。昼間の太陽熱を利用した冷熱をいったん潜熱蓄熱材に蓄え、ホテルの空調負荷のピークとなる夕方以降の冷房に活用する仕組みだ。空調吹き出し口を廊下床面に設置して、床面から冷風を室内へ送り出す。

 このほか、屋上と壁面の緑化をはじめ、通風可能な窓やLED照明、節水型器具、潜熱回収型高効率温水器などの環境に配慮したさまざまな技術を採用している。

ヒューリック雷門ビル
ヒューリック雷門ビル

  • 所在地:東京都台東区雷門2-16-11
  • 発注者、事業者:ヒューリック
  • 設計者:内田デザイン研究所、松田平田設計
  • 施工者:竹中工務店
  • 竣工時期:2012年7月
  • オープン時期:2012年8月
  • 主構造:S造
  • 階数:地上14階
  • 延べ床面積:7779.26m2

※各項目は2011年12月に日経アーキテクチュアが実施した調査時の情報に基づく
※プロジェクト名は仮称、略称を含む
※「─」は未定または非公表を表す
※施工者は原則、建築のみ表記
※竣工、オープン時期は予定を含む
※資料、写真は特記なき限り設計者もしくは施工者の提供