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 1968年に大阪府住宅供給公社が建設分譲した千里ニュータウンの「東丘住宅」を建て替える。「千里丘陵の原風景の再生」をテーマに、敷地面積1万2100m2のうち約43%を緑化している。

 東側に千里中央公園、西側に千里東町公園と、大規模な公園に囲まれた立地であることから、建設地内の緑地と公園の森による「緑の軸」の形成を目指した。既存のケヤキの大木を保存するほか、地域の在来種を中心に植栽する。メーンエントランスにつながる「フロントガーデン」はケヤキをはじめ、ヤエザクラやヤマモミジ、キンモクセイなどを移植する。外周部は周辺の緑と調和するよう緑地帯で住棟を囲んだ。東側にはコナラを中心にシラカシやツツジなど、千里中央公園とのつながりに配慮した樹種を選択している。駐車場の屋上には地域の植生を再現した「里山」を配し、住民同士のコミュニティスペースとして活用する。

 周辺環境との調和をはじめ、住人に自然を身近に感じられる環境づくり、住棟間を非常の避難動線として安全性を向上させることなどを目的に、建物は4棟の分棟とし、ボリュームを抑えている。

グランドメゾン千里中央東丘
グランドメゾン千里中央東丘

グランドメゾン千里中央東丘の緑化のイメージ
グランドメゾン千里中央東丘の緑化のイメージ

共用棟や駐車場の屋上も自生種を中心に緑化している
共用棟や駐車場の屋上も自生種を中心に緑化している

  • 所在地:大阪府豊中市新千里東町3-7-1
  • 発注者、事業者:東丘住宅マンション建替組合
  • 設計者:長谷工コーポレーション
  • 施工者:長谷工コーポレーション
  • 竣工時期:2012年10月
  • オープン時期:2013年1月
  • 主構造:RC造
  • 階数:地上12階
  • 延べ床面積:2万9352.30m2

※各項目は2011年12月に日経アーキテクチュアが実施した調査時の情報に基づく
※プロジェクト名は仮称、略称を含む
※「─」は未定または非公表を表す
※施工者は原則、建築のみ表記
※竣工、オープン時期は予定を含む
※資料、写真は特記なき限り設計者もしくは施工者の提供