新制度4年目となる本年度の出題は、『再現図面で分析、2012一級建築士製図試験』でも指摘したように、計画内容を大きく左右する重要な判断が必要となる事項がいくつも存在し、それら判断にあたっての選択肢も多い上に総合的に判断する視点が必要とされるもので、取り組み甲斐のある問題だったと思われます。一方で、採点基準は公表されておらず全く不明なままですから、採点や合否判定を含めた「試験」全体として「取り組み甲斐のある」ものかどうかの評価を下すことはできないでしょう。

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