三重県伊賀市は11月27日、新庁舎の設計を委託していた日建設計名古屋オフィスとの契約を解除したと発表した。日建設計は、既存市庁舎などを解体して建て替える方向で設計を進めていた。既存の伊賀市南庁舎や北庁舎、隣接する中央公民館は、故・坂倉準三氏(1901~69)が設計し、1960年代に完成。文化的な価値を訴えて保存・活用運動が起こっていた。保存派の中心人物だった岡本栄氏が11月11日の伊賀市長選挙で当選したことを受け、これまで進んでいた新庁舎建設計画は白紙に戻った格好だ。

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