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東京危険な街ランキングマップ

 地盤強度マップのうち、一般の人に最も便利なものは、東京都都市整備局が、2008年2月に公表した「第6回・地震に関する地域危険度測定調査」に掲載されたマップである。

 これは、地盤強度、建物の構造、その密集度合いなどを総合的に判断して、東京の全5099町丁目ごとに、「建物倒壊危険度(地震の揺れによる建物の倒壊)」および「火災危険度(地震の揺れによる火災の発生と延焼)」を5段階に分けて評価したもの。筆者はこれを、「東京危険な街ランキングマップ」と呼んでいる。

 東京都のマップには、「地盤分類マップ」、「液状化マップ」、「建物倒壊危険度ランクマップ」、「火災危険度ランクマップ」、「総合危険度ランクマップ」の5種類がある。

 図は「地盤分類マップ」である。地盤は強い「山岳・丘陵」から、弱い「沖積低地」まで、10種類に分かれている。

また、次の図は、「総合危険度ランクマップ」である。総合危険度は「ランク5(危険性が高い)=赤色」から、「ランク1(危険性が低い)=淡青色」まで、5ランクに分かれている。

 よって、記事のタイトル「首都直下地震等マップを参考に、居住地を決めるのは賢い選択か?」に対しては、「それは科学的ではない。地震ハザードステーション・マップや、東京危険な街ランクマップを手がかりにするのが賢い選択である」という回答になる。

細野透=建築ジャーナリスト、元日経アーキテクチュア編集長

記事の全文は下記に掲載しています。
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