東京・赤坂に建つ超高層ビル「AKASAKA K-TOWER」は、経済性を含めて東日本大震災後の照明デザインの方向性を指し示す建築の一つと言えよう。同ビルでは、建物外観のライトアップに使う照明の電力を、LED照明で従来光源の半分程度に抑えた。加えて、従来のビルよりも明るさを抑えつつ、安全性の高い照明計画を施している。震災後、節電のために多くの施設が照明の一部を消灯せざるを得なかった中で、2012年1月の竣工直後から消灯などをせずに計画通りに点灯し続けている。

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