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第1問の解答

 解答は「D:要詳細調査」。

検査時築21年のマンションの外壁(写真:住宅検査保証協会)
(再掲載)検査時築21年のマンションの外壁(写真:住宅検査保証協会)

 エキスパンションジョイントとは、構造的に独立した住棟同士の接合部。一方の棟だけに固定し、もう一方はフリーにする。また、エフロレッセンスとは、コンクリートやモルタル内のアルカリ成分である炭酸カルシウムが水に溶けて表面に浮き出たもの。

 写真に見えるエフロレッセンスは上階からの漏水が原因で発生した可能性がある。エフロレッセンスを拭き取って隙間をシールするだけでは、原因を除去したことにはならない。すぐ補修するのではなく、その前に原因を特定する詳細調査が必要になる。


第2問

前問と同じ検査時築21年のマンション(写真:住宅検査保証協会)
前問と同じ検査時築21年のマンション(写真:住宅検査保証協会)

 前問と同じマンション。上の写真で見られる現象について補修の必要性を判断する場合、下記のA~Eのうち最も適当なのはどれか。

  • A:指摘のみ
  • B:要経過観察
  • C:要補修
  • D:要詳細調査
  • E:要更新もしくは要補強・要改修