建築基準法施行令79条は、基礎のベースのかぶり厚さを60mm以上としている。ところが、撮影したA社の現場のかぶり厚さは45mm、B社の現場は20mmしかない。これらの施工不良は、第三者検査を手掛けるカノム(名古屋市)が今年6月、建て主からの依頼で基礎配筋検査をしたときに発見した。住宅瑕疵担保責任保険の検査では、指摘がなかった。どちらも注文住宅だ。

この記事は有料会員限定です
日経クロステックからのお薦め
「デジタル&ソリューション」をキーワードに、多様な事業を展開しています。
日経BPは、デジタル部門や編集職、営業職・販売職でキャリア採用を実施しています。デジタル部門では、データ活用、Webシステムの開発・運用、決済システムのエンジニアを募集中。詳細は下のリンクからご覧下さい。