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 2013年で10回目となった全国高等専門学校デザインコンペティション(以下、デザコン)が米子市の米子コンベンションセンターで開催された。全国の高等専門学校生を対象としたデザイン力を競うコンペで、学生、一般観覧者合わせて約1000人が参加した。建築、土木系の学生を中心に、環境都市工学や機械工学などデザインに関係する分野の学生も参加した。環境デザイン、空間デザイン、創造デザイン、構造デザインの4部門があり、全国43校から合わせて269作品の応募があった。その中から予選を通過した学生たちと、本戦のみの構造デザイン部門の学生たちが集まり、11月8日から10日に渡って競技や審査に臨んだ。

 デザコンは、多くの高等専門学校(以下、高専)で課題としてカリキュラムに組み込まれている。参加者は4、5年生が主だが、早い学年から何度も参加する学生もいるという。米子高等専門学校建築学科長の玉井孝幸教授はデザコンの狙いについて「高専が掲げる創造性教育の実践の場だ。違う高専の学生たちが切磋琢磨し大勢の前で発表を行うなど、普段の授業ではできない経験を積ませる機会と考えている。そのため、順位をつけることを重視せず、学生にできるだけ多くの体験をさせる仕組みをつくることを工夫している」と説明する。

構造デザイン部門の4点支持構造物の耐荷力コンテストの様子(写真:飯田 彩)
構造デザイン部門の4点支持構造物の耐荷力コンテストの様子(写真:飯田 彩)

創造デザイン部門の子どもたちとのワークショップの様子(写真:全国高等専門学校デザインコンペティション2013in米子開催地委員会)
創造デザイン部門の子どもたちとのワークショップの様子(写真:全国高等専門学校デザインコンペティション2013in米子開催地委員会)