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格子状の下地で手で簡単に組める

 従来工法では、野縁と野縁受けをクリップで留めるのが一般的だが、東日本大震災ではクリップが外れて天井材が落下する事故が続出した。そこで、清水建設ではクリップを撤廃するために、長さ3.42mのメインバーと0.91mのクロスバーを簡単に格子状に組み立てることができる工法を開発。上階の躯体からメインバーを吊り下げ、その両脇からクロスバーを手で差し込むと、特殊加工を施したクロスバーの端部同士が堅固に噛み合い、簡単に取り外せなくなる構造にした。

 また、従来工法ではハンガーを野縁受けに引っ掛けるだけだったが、この工法ではハンガーをメインバーにビスで直接留めている。

従来の天井下地の構造。クリップで野縁と野縁受けを接合しているが、東日本大震災では地震動でクリップが外れて天井材が落下する事故が続出した(写真:日経アーキテクチュア)
従来の天井下地の構造。クリップで野縁と野縁受けを接合しているが、東日本大震災では地震動でクリップが外れて天井材が落下する事故が続出した(写真:日経アーキテクチュア)

上階から下げられた吊りボルトは、ハンガーを介してメインバーにビスで固定されている(写真:日経アーキテクチュア)
上階から下げられた吊りボルトは、ハンガーを介してメインバーにビスで固定されている(写真:日経アーキテクチュア)