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一級建築士製図試験の合格発表が2013年12月19日にあった。一級建築士の受験指導を手がける学科製図.comが、再現図面とその合否、試験元が公表した標準解答例をベースに製図試験を分析したところ、「計画内容そのものについては、かなり幅広く許容している」ことがわかった。「論理的整合」や「バランス」を重視する傾向も読み取れる。(ケンプラッツ)

 平成25年度の一級建築士設計製図試験(以下、製図試験)の課題は、「大学のセミナーハウス」でした。新制度という名称も今回で最後にすべき時期なのだと思いますが、平成21年度から新制度に移行して5年目。この試験制度の俯瞰を交えつつ、平成25年度の状況を総括したいと思います。

 試験問題文及び標準解答例等はJAEICにより公開されていますので、ご覧ください。(http://www.jaeic.or.jp/1k-mondai.htm

 学科製図.comでは前回の記事「2013一級建築士製図試験を再現図面で分析」 で、本年度試験を読み解く手がかりとして本試験問題文に見られる4つの特徴と解答を導く上での3つのポイントを挙げました。

本年度問題文の4つの特徴

  • (1)周辺環境や景観への配慮
  • (2)余る敷地
  • (3)エントランスホールの3つの特記事項
  • (4)勾配屋根と計画の要点

解答を導く上での3つのポイント

  • 共用部(エントランスホール及び廊下)の計画
  • 研修部門及び宿泊部門の配置計画
  • 勾配屋根の計画と計画の要点

 これらを中心に、今年の一級建築士製図試験がどのような試験であったのかを概観し、今一度、前回の記事に掲載した再現図面を講評します。