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 駅からやや距離のある事務所ビルの各室を段階的に改修し、賃料を従前の1.5倍に引き上げながらも入居につなげるプロジェクトが進行中だ。

 東京都中野区の「クロス・スクエアNAKANO」は10階建ての店舗兼事務所ビルで、4階から10階には各フロア6戸ずつのワンルーム事務所を配している。1993年に建てられ、空室率が5割を超す時期もあった。複数の所有者を経て10年にJ-REIT(日本版不動産投資信託)のインヴィンシブル投資法人が10億6000万円で取得した。

「クロス・スクエアNAKANO」の外観。鉄骨鉄筋コンクリート造で、延べ面積は2487.76m2。中野駅から徒歩9分、早稲田通りに面する(写真:日経アーキテクチュア)
「クロス・スクエアNAKANO」の外観。鉄骨鉄筋コンクリート造で、延べ面積は2487.76m2。中野駅から徒歩9分、早稲田通りに面する(写真:日経アーキテクチュア)

 小規模事務所のリーシングを手掛けるトランスリアル(東京都渋谷区)が、改修を企画した。同社はサブリースで借り受けた室ごとに設計者を選定して、改修設計を発注。2013年5月と11月に3戸ずつ改修を実施し、今年3月には3期分の5戸が完成した。1期からの通算11戸中2戸が入居済みで、2期・3期分のリーシングをこれから本格化させる。