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旭硝子が建築用ガラス値上げ、他社は?
旭硝子は、国内の建築用ガラス関連製品の販売価格を、9月1日納品分から10~20%引き上げることを発表した。値上げは2008年1月以来、6年8カ月ぶりとなる。
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団地再生策の検討を開始、要件緩和も視野に
国土交通省が本腰を入れて団地再生に取り組み始めた。「住宅団地の再生のあり方に関する検討会」の初会合を7月22日に開き、今後は分譲住宅団地を対象に建て替え、改修なども含めた再生策を検討する。
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健康器具も含めた公園遊具の安全指針を改訂、国交省
国土交通省は、「都市公園における遊具の安全確保に関する指針」を6月30日に改訂し、7月11日に全国の公園管理者へ通知した。健康器具タイプのものや高い能力が求められる新たな遊具が増えてきた状況を踏まえ、子供が利用する際の安全確保を促すのが目的だ。この改訂に合わせ、日本公園施設業協会は自主基準を公開し、…
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建築好きは江の島へ、今だけ新旧ヨットハウス対決
夏休みに入った子どもたちから「パパ、ママ、どこか連れて行って」とせがまれ、「ああ、そのうちにね」と生返事を繰り返している人はケンプラッツ読者にも多いことだろう。もしあなたが都内近郊に住み、「建築好き」を自覚しているならば、この夏のお薦めは神奈川県藤沢市の江の島だ。江の島の東岸にある江の島ヨットハーバ…
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グリーがリフォームサービスに参入
ソーシャル・ネットワーキング・サービス (SNS) の「GREE」を運営するグリー(東京都港区)は、子会社「グリーユナイテッドライフ」を設立し、定額リフォームサービス「安心リフォーム いえプラス」(略称:いえプラス)を7月24日に開始した。ウェブサイトで「商品+工事+メンテナンス保証5年間」をパッケ…
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「靴を脱いで」を図記号に、外国人に分かりやすく
「靴を脱いでください」。外国人観光客向けの案内用図記号(ピクトグラム)が日本工業規格(JIS)に追加された。経済産業省が7月22日に発表した。
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立体駐車場の新安全基準、認定再取得の必要も
消費者安全調査委員会は7月18日、機械式立体駐車場における事故調査の報告書を内閣総理大臣に提出した。駐車装置のメーカーに対し、国交大臣認定の再取得を求めるなどの意見を盛り込んだ。
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人材危機(5)職人待遇改善のラストチャンス
労務費の高騰は、長年にわたって単価が下がり続けた反動でもある。売り手市場の追い風を捉え、多くの専門工事会社が「ラストチャンス」とも言える職人の待遇改善に乗り出している。
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想定1.7倍の豪雪で座屈、体育館屋根崩落の全貌
建築基準法で定めた荷重の1.5~1.7倍の積雪で屋根鉄骨の上弦材が座屈し、梁端部が引っ張られて支点から外れて落下した――。今年2月の大雪で、富士見市市民総合体育館の屋根が全面崩落した原因を調べていた事故調査委員会は、推定崩落メカニズムをこう結論付けた。
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新作業服は立ち襟・iPad mini収納、戸田建設
戸田建設は7月22日、全社員に支給する作業服を40年ぶりに一新した。タブレット端末を使うケースが増えているのに合わせ、サイドポケット付きのカーゴパンツを採用した。
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ICTで健康シニアが暮らす街づくり、ユーカリが丘
シニア世代や離れて暮らす子ども世代に対して、楽しく快適な「福祉の街、快適な街、楽しむ街」といった街をつくる――。千葉県佐倉市のニュータウン「ユーカリが丘」で、10月から新たな取り組みが始まる。タブレット端末などを利用して、シニア向けに見守りや健康管理などのサービスを提供する。
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労働組合の職人派遣事業が注目
住宅会社が抱える職人不足の悩みに応えるものとして、建設労働組合が組合に所属する職人を派遣する「労働者供給事業」(労供事業)が注目を集めている。
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国立解体、まさかの低入札 落札決定を保留
新国立競技場の建設に伴う現国立競技場の解体工事の再入札が、低入札価格調査の対象となり、落札決定が保留となった。発注者の日本スポーツ振興センター(JSC)が明らかにした。
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アオーレ長岡など15件にBCS賞、日建連
日本建設業連合会の「第55回BCS賞」の受賞作品が決まった。応募55作品の中から、「シティホールプラザ アオーレ長岡」、「工学院大学125周年記念総合教育棟」、「国際仏教学大学院大学」、「明治安田生命新東陽町ビル」など15作品(本賞13作品、特別賞2作品)が選ばれた。
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坂氏設計の「家具の家」が宿泊サービスを開始
家を支える柱や壁といった構造体の代わりに収納家具を使い、空間や資材のムダを省く――。坂茂氏が設計した「家具の家」が、7月19日から宿泊施設として一般に開放される。「無印良品」を企画、開発する良品計画(東京都豊島区)が7月15日に発表した。
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川崎市とピープルデザインがまちづくりで包括協定
川崎市とNPO法人「ピープルデザイン研究所」(東京都渋谷区)は7月15日、ダイバーシティー(性別や国籍、ハンディキャップの有無などを超えて、人々が普通に混じり合う多様性)のあるまちづくりに向けた包括協定を締結した。2020年の東京五輪・パラリンピックをひとつのメルクマールとして「心のバリアフリー」を…
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長期優良住宅の劣化基準に見直し迫る
「劣化対策等級3で地盤への防蟻措置が免除されている寒冷地でも、防蟻措置を取ることを原則とするべき」──。これらは「木造長期優良住宅の総合的検証委員会耐久性分科会」が作成した「平成25年度成果報告集」に記されている内容だ。
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電力小売りの全面自由化が決定、住宅会社も参入
改正電気事業法が6月11日に成立し、2016年からの家庭向けの電力小売り自由化が決まった。住宅・不動産会社でも電力小売りを手掛ける「新電力」に参入し、新たなビジネスチャンスを模索する動きが活発化している。
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「女子ゴコロ100%」の部屋、1Kでも広々回遊
大東建託は7月16日、働く女性をターゲットにした賃貸住宅のコンセプトルームを発表した。7月下旬に横浜市都筑区、8月中旬に東京都江戸川区にそれぞれ1戸ずつ完成させる。
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カスタマイズ賃貸(3)吉原住宅、スペースRデザイン
空き家の増加とともに、賃貸住宅においても従来からの「原状回復」を課さず、入居者の改修を許す契約形態が増えてきている。リノベーションに入居者の意見を取り入れるほか、入居者自身の費用負担やDIYなどによって、魅力的な部屋に甦らせ、空き室も解消できる。この一挙両得な「カスタマイズ賃貸」の取り組みについて見…