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石巻工業高等学校の生徒と協働

 2011年の「STAND UP WEEK」では、映画の野外上映会のプログラムに合わせて、客席となる木工ベンチを石巻工業高等学校の生徒と協働して制作。その後も石巻工房では定期的にものづくりのワークショップを開催するなど、教育的なコミュニティーも醸成している。

 11年秋には、世界的な家具メーカー、ハーマンミラーの被災地支援プログラムを受けて新たな工房スペースを整備するとともに、仮設住宅などでの家具づくりワークショップを協働で行った。現在この工房スペースは、オープンシェアオフィス「IRORI石巻」や石巻2.0の本拠地として提供している。「場所をつくり、街に引き渡しながら活動する石巻工房は、“街の大道具”としての役割を買って出てきた」と芦沢氏は話す。

 そして11年末、デザイナーが開発したベンチやスツールなど木工家具の外部販売に乗り出した。ほどなく、宮城県南三陸町の「南三陸ミシン工房」と提携して製作する布商品もラインアップに加えた。

2014年6月に東京ビッグサイトで開催した「インテリア ライフスタイル2014」での石巻工房の展示(写真:阿部良寛)
2014年6月に東京ビッグサイトで開催した「インテリア ライフスタイル2014」での石巻工房の展示(写真:阿部良寛)