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「草の根的に、自分たちの手で新しい街をつくる」。2011年3月の東日本大震災をきっかけに、宮城県石巻市中央で生まれた有志のグループ「ISHINOMAKI 2.0(石巻2.0)」。石巻を震災前の状況に復旧するだけではなく、新しい街へとバージョンアップさせるため、11年6月に設立されて街づくりに多面的に関わってきた。同時に市民工房として生まれた「石巻工房」も、今では家具メーカーとして歩み始めている。これまでの足跡を振り返りつつ、設立から4年目を迎える今夏、彼ら・彼女らが開催する一連のイベントに向けてなおパワーアップしている様子を伝える。

 2014年7月25日から8月1日にかけて、「STAND UP WEEK 2014」が「未来作りの見本市」をテーマに開催される。震災から丸3年という時を経過した石巻の商店街を中心に、今年は実に40を超えるプログラムが用意されているという。

 それぞれの企画はすべて民間主導によるもので、石巻の食の魅力を堪能できるイベント、ストリートカルチャーの体験イベントなど多種多様。高校生から大人までが自分たちの街を舞台に催す学園祭のような雰囲気だ。

 「楽しそう、参加してみようと思えるコンテンツがそろっている。自分が関わることで感じる可能性から、石巻の未来を感じることができるはず」。石巻2.0の中心メンバーの一人である西田司氏(オンデザインパートナーズ代表取締役)はこう話す。

「STAND UP WEEK 2014」で予定されているコンテンツの1つ、「石巻女子のニュールックを見に行こう!」と題したファッションショーのイメージ(写真:ISHINOMAKI2.0)
「STAND UP WEEK 2014」で予定されているコンテンツの1つ、「石巻女子のニュールックを見に行こう!」と題したファッションショーのイメージ(写真:ISHINOMAKI2.0)