PR

現場の実務に即した解答

 解答と配点は次の通りだ。解説文は出題者のキャラクターを生かした文体のまま掲載している。

Q1の解答と配点(DIYリフォームするなら、どの部屋から始めるのがいい?)

 a トイレ 7点
 b 寝室 10点
 c リビング 0点
 d 玄関 0点

HandiHouse project(写真:HandiHouse project)
HandiHouse project(写真:HandiHouse project)

出題者による解説 僕らのお薦めは「寝室」です。次点は「トイレ」。理由は「小さい空間だから」と「普段、来客の目に付く場所ではないから」。DIYリフォームで最初から「リビング」という“大物”に挑戦するのはちょっと危険。「玄関」も家の“顔”ですから、失敗したくないですよね。なので、使う人が限定される部屋や施工面積が狭い空間の方が、最初のトライに向いているんです。とはいえトイレは便器などがあるので、寝室の方が作業しやすいでしょう。トイレや寝室は、思い切った色柄や素材が取り入れやすいスペースでもあります。まずは小さなキャンバスから、自由なお絵描きを始めてみてください。

 Q1を出題したのは、DIYリフォームを手掛ける集団「HandiHouse project」(ハンディハウス・プロジェクト)。「妄想から打ち上げまで」を合い言葉に、住み手が参加するワークショップスタイルの部屋づくりを提案する。

Q2の解答と配点(賃貸物件から退去するとき、借り主負担で高額の修繕費用がかかったのはどの状態?)

 a ぬれた雑誌や雑巾をフローリングに放置、複数のシミがついた 10点
 b 和室のふすまに子供が落書き、破れもあちこちに 3点
 c タバコのヤニでエアコンが黄色に! 内部にタバコ臭もする 5点
 d 壁に直径5cmほどの穴が開いてしまった 3点

ハウスメイトパートナーズ東東京支店の谷尚子支店長(写真:日経BP社)
ハウスメイトパートナーズ東東京支店の谷尚子支店長(写真:日経BP社)

出題者による解説 「ぬれた雑誌や雑巾」はフローリングの大敵。フローリングは一部なら張り替え可能ですが、複数のシミは全面張り替えにもつながり、金額も6畳1間で10万円程度。「ふすまの落書きや破れ」は故意過失に当たりますが、簡単に張り替えできるので枚数が多くても6畳間なら2万円程度。契約によっては大家さん負担の場合もあります。「タバコのヤニ」が付いてしまっても、機能に問題がなければ交換にはなりません。ヤニ落とし・内部洗浄で1台約3万円程度でしょうが、ヤニは完全には取りきれないので大家さん泣かせです。意外に費用が少なく済むのが「壁に空いた穴」。穴がこぶし大程度なら壁のボードの交換にはならず、開いた穴をパテで埋めて壁紙を貼れば終了!約1万~2万円程度です。

 Q2の出題者は、賃貸住宅管理を手掛けるハウスメイトパートナーズで東東京支店長を務める谷尚子氏。居住者にめちゃくちゃにされた後の家を数多く見てきた。

Q3の解答と配点(住宅ローンの契約の際、「他の債務」にみなされないものは?)

 a 割賦払い中の携帯電話の代金 0点
 b クレジットカードの請求代金・キャッシング枠 0点
 c 自宅玄関にあるフロアマットのレンタル料 0点
 d マイカー用の月極駐車場の代金 10点

ホームローンドクターの淡河範明社長(写真:淡河範明)
ホームローンドクターの淡河範明社長(写真:淡河範明)

出題者による解説 住宅ローンの契約の際、他の債務がないかは費用を貸し出そうとする金融機関にとって重要なチェックポイントです。消費者金融からの借入金や、自動車ローン、教育ローンなどを組んでいる場合はすぐに思い当たるでしょうが、意外と忘れがちなものもちらほら。選択肢では、「マイカー用の月極駐車場の代金」以外は全て金融機関が既存の借入金と同等に扱う「債務(負債)」です。新規のローン申請でこれらの項目を漏らし、後から追加すると、「申請内容の虚偽」として扱われることもあるので要注意です。

 第3問の出題者は、日本初の本格住宅ローンコンサルタントで、ホームローンドクター社長を務める淡河(おごう)範明氏。ポリシーとして「経済合理性とリスク管理」「品ぞろえの充実」「コンサルティング技術のたゆまざる向上」の3つを掲げ、消費者にアドバイスする。