PR

 運営する日経BP社からも2人が出題している。Q4は日経BPインフラ総合研究所の森清プロデューサー、Q5は日経アーキテクチュアの菅原由依子記者が出題した。

Q4の解答と配点(畳のサイズは、関東と関西で違う。8畳の場合、関東で一般的な畳1枚のおおよそのサイズは?)

 a 955mm×1910mm 0点
 b 910mm×1820mm 0点
 c 880mm×1760mm 10点
 d 850mm×1700mm 0点

出題者による解説 正解は「880mm×1760mm」。関東は江戸間ですから1間は6尺(1818mm)ですが、柱を基準にして畳の大きさが決まる「柱割り」になっているのが特徴です。「955mm×1910mm」は西日本で一般的な京間。「910mm×1820mm」は愛知県や岐阜県や、東北の一部で使われている中京間です。一番小さい「850mm×1700mm」は戦後、日本住宅公団や住宅・都市整備公団などの団地で採用されたことから「団地間」や「公団サイズ」と呼ばれています。

Q5の解答と配点(この記号は何?)

 a 避雷針 0点
 b 方位 0点
 c おでん 0点
 d 調光器 10点

出題者による解説 最近増えている「調光器」。黒丸の記号は基本的に「スイッチ」を示します。ここに「R」が付くとリモコンスイッチ、「P」が付くとパイロット付きスイッチ、「A」が付くと自動点滅器という具合です。スイッチは付ける場所によって使い勝手が大きく変わりちょっとしたことがストレスにもなりがち。家づくりの際にもリフォームなどの際にも注意したいポイントです。

中古住宅の流通を後押し

 前記の5問は、実際の出題から抜き出したもの。出題者を増やしながら来年1月まで実施する。随時、解説記事なども公開していく。10月19日(日)を「住育の日」(じゅういくのひ)と名付けて、イベントも計画中だ。

 住まいダービーは国土交通省の2014年度国庫補助事業に採択された。少子高齢化などの社会問題を背景に、同省では中古住宅の流通やリフォーム市場の整備を促進するために様々な政策を打ち出している。新築重視からストック活用へとビジネスモデルを転換させることが関係業界に求められており、行政が民間から様々なアイデアを募っている。

 中古住宅の中でも特に木造の戸建て住宅は流通市場が育っておらず、築後20年もすると建物の市場価値はゼロとみなされることが多い。日頃どんなことを意識してどんな行動をとれば、住まいの資産価値を高められるのか――。それを楽しく習得できるツールとして住まいダービーを開発した。

 事業を担当する日経BPインフラ総合研究所の安達功上席研究員は「住宅分野では、プロは当たり前のように知っているのに消費者側にそれが伝わっておらず、結果的に消費者が不利益を被っているようなことがたくさんある。今回の試みを通してこんな状況を変え、新しいストックビジネス市場の形成を後押ししたい」と意気込んでいる。