9月30日、午後9時。丹下健三氏の設計による香川県立体育館が50年の幕を閉じた。3度にわたる入札不調で県が耐震改修の中止を決めてから3カ月。この日は館主催の特別なイベントはなく通常通りの営業だったが、夕方から「香川県立体育館 保存の会」のメンバーが体育館西側のホワイエに集まり、館の思い出を語り合った。
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