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 ソーシャル・ネットワーキング・サービス (SNS) の「GREE」を運営するグリーは12月10日、子会社のグリーユナイテッドライフ(東京都港区)が不動産売買の情報サイト「ietomo (いえとも)」を開設したと発表した。物件情報の掲載は無料とし、取引が成約した場合に限って不動産会社がグリーユナイテッドライフに広告費を支払う「成功報酬型」モデルを採用したことで、「SUUMO(スーモ)」や「HOME'S(ホームズ)」といった既存の不動産情報サイトによるサービスと差別化を図る。

不動産売買の情報サイト「ietomo (いえとも)」。現在の物件情報は関東地方のみだが、2015年中に全国展開する予定(資料:グリーユナイテッドライフ)
不動産売買の情報サイト「ietomo (いえとも)」。現在の物件情報は関東地方のみだが、2015年中に全国展開する予定(資料:グリーユナイテッドライフ)

 これまでの不動産情報サイトは、物件情報を掲載する際や問い合わせがあった際に広告費が発生する事業モデルになっていた。そのため成約しづらいと判断された物件の情報が掲載されにくい状況だった。

 ietomoでは、成約に至らない場合は広告費が一切掛からないため、不動産会社がより多くの物件情報を掲載しやすくなる。これにより、先行する不動産情報サイトを上回る数の物件情報の掲載につなげ、買い主となるサイト利用者の満足度を高める狙いだ。

 さらに同サイトを利用して物件を購入した買い主に、物件価格に応じて最低3万円の成約祝い金を贈る。すべての物件に対して3万円以上の成約祝い金を贈るのは、不動産情報サイトで初めてだという。

「ietomo (いえとも)」のサービスのイメージ(資料:グリーユナイテッドライフ)
「ietomo (いえとも)」のサービスのイメージ(資料:グリーユナイテッドライフ)

 サービスの流れは次の通りだ。買い主がまず、気になる物件の資料をietomoのサイトから請求する。その後、ietomoを介さず直接、不動産会社と交渉。成約後は買い主からの祝い金の申請に基づき、グリーユナイテッドライフが不動産会社に広告費を請求する。祝い金制度が買い主のメリットになると同時に、成約情報を得る手段にもなる。

 現在、掲載されている物件情報は関東地方の約2万件のみだが、2015年中に全国展開する予定だ。また、具体的な時期などは未定だが、将来的に賃貸物件や投資物件なども扱いたいとしている。