
素材 | グラスウール |
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密度 MIN | 10kg/m3 |
熱伝導率 MIN | 0.050W/(m・K) |
熱抵抗値 MIN | 1.0m2・K/W |
熱抵抗値 MAX | 2.0m2・K/W |
厚さ | 50mm、75mm、90mm、100mm |
幅 | 395mm、420mm、430mm、470mm |
長さ | 1370mm、2360mm、2740mm、2880mm |
坪当たりの材料価格(税込) MIN | 1638円 |
坪当たりの材料価格(税込) MAX | 3045円 |
発売日 | 1970年9月 |
URL | 製品の紹介ページ |

評価値:平均値 | 品 質 | デザイン | サポート | 価 格 |
---|---|---|---|---|
レビュー会員(37件) | 3.5 | 2.9 | 3 | 3.6 |
ウェブ会員(101件) | 3.6 | 2.9 | 2.9 | 3.3 |
#0131 田口 隆一さん
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コストパフォーマンスは高いと思う。施工に関しては、正しい取り付け方法を施工者が理解していないと、断熱性能や防湿性能の欠損が生じることが多い。断熱欠損が生じやすい場所として、1,2階間の天井裏になる部分の外壁面で、天井の野縁などを先行して取り付けると入れにくくなり、すき間が生じることがある。外壁面の断熱材は先行して設置したほうが良いだろう。
開口部まわりに生じるすき間に施工しにくいため、そのままにされてしまうことがある。断熱材を細く切って施工するか、発泡ウレタンなどを併用してすき間を埋めると良いだろう。
天井断熱を行う場合、2階間仕切り壁の上部が解放されていることが多い。室内から天井に断熱材を敷設しただけでは、部屋と部屋の間となる間仕切り壁の上部が天井裏に開放されていることになり、天井裏と間仕切り壁内部が同じ環境となってしまうので、間仕切り壁の上部にも断熱材を詰めるなどすると良いだろう。
こう配天井やR天井の建物の妻壁で、三角やR状に断熱材をカットせずになんとなく取り付けてあることがある。断熱材は、入れる部分の形に合わせてカットする必要がある。
横架材に打たれた内壁の受け材の下から断熱材が施工されることが見られる。この場合、室内側のフィルムをはがして、断熱材を受け材の裏側まで達するように押し込まないと、受け材の部分が断熱欠損になってしまう。
被覆と兼用の防湿フィルムを防湿層として使用する場合の連続性の確保にも注意したい。防湿フィルムの耳を柱の見付け面に留めつけて、連続性を確保すれば、関東以南では、防湿効果があるようだ。連続性はなんとなく確保できているように見えるが、筋かい部分へ押し込んで入れてしまうと、内壁下地と防湿フィルムの間に空間ができてしまうので良くないだろう。詳しくは、繊維断熱材協会で施工の講習などを行っているので確認いただけると良いと思う。
評価値 :上段は個人 :下段は平均値 |
品質 | デザイン | サポート | 価格 |
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#0131 田口 隆一さん |
3.0 | 1.3 | 2.0 | 4.0 |
レビュー会員(37件) | 3.5 | 2.9 | 3.0 | 3.6 |
#0433 渡辺 賢一さん
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レビュー会員#0398リックさんのレビューにあった「木造の筋交いのある外壁に入れづらい」ということは理解できます。それを避けるには、外壁筋交いは同寸やたすき掛けをできるだけ避け、間仕切りに配置するくらいしか方法がないのでは。でなければ、ブローイング(吹き込み)。
評価値 :上段は個人 :下段は平均値 |
品質 | デザイン | サポート | 価格 |
---|---|---|---|---|
#0433 渡辺 賢一さん |
4.3 | 3.0 | 3.0 | 3.3 |
レビュー会員(37件) | 3.5 | 2.9 | 3.0 | 3.6 |
#0398 リックさん
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一般的な断熱材としては、コスト面からいっても無難だと思います。ただし、筋交いなどがある場合は、ちょっと入れづらく、難点だと思われます。
評価値 :上段は個人 :下段は平均値 |
品質 | デザイン | サポート | 価格 |
---|---|---|---|---|
#0398 リックさん |
4.0 | 3.3 | 3.0 | 3.7 |
レビュー会員(37件) | 3.5 | 2.9 | 3.0 | 3.6 |
#0049 高橋 友也さん
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袋入りグラスウールの正しい施工法は、施工者の皆さんが熟知しているとはいい難い状況です。
室内側のフィルムと室外側のフィルムの違いなどは、あまり分かっていないようです。当社ではグラスウール断熱施工のマニュアルを用意して、現場の職人さんに説明の上、記入してもらっています。これによって間違いや勘違いの施工が大幅に減少しています。以前は間柱の見込み面にタッカーを打つ人がほとんどでしたが、今は見附面にきちんと取り付けてもらっています。ただし横胴縁の取り付けなどや筋かいによって現場では綺麗には納まらないのが悩みです。フィルムの切れた個所や損傷した部分のテープ止め、通気層を確保するのはもちろんですが、これからは筋かいをやめて耐力壁面材をメーンに使っていこうと思っています。
グラスウールの発がん性の問題もとりあえず、世界保健機関(WHO)が「ヒト発がん性に分類されない」となったことでクライアントにも説明が出来るようになったのは良かったです。ただ粉塵は出ますのでマスクは必需品でしょう。
評価値 :上段は個人 :下段は平均値 |
品質 | デザイン | サポート | 価格 |
---|---|---|---|---|
#0049 高橋 友也さん |
3.0 | 3.0 | 3.0 | 3.7 |
レビュー会員(37件) | 3.5 | 2.9 | 3.0 | 3.6 |
#0197 ワカさん
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よく使用してます。 それなりの性能だと思います。
評価値 :上段は個人 :下段は平均値 |
品質 | デザイン | サポート | 価格 |
---|---|---|---|---|
#0197 ワカさん |
2.7 | 3.0 | 3.0 | 3.7 |
レビュー会員(37件) | 3.5 | 2.9 | 3.0 | 3.6 |
#0427 拓さん
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下請け会社の推薦で使用することがほとんどのため、採用の理由がはっきりとしないが、やはり同等の製品の中でコスト的に優れているのかなと思う。
評価値 :上段は個人 :下段は平均値 |
品質 | デザイン | サポート | 価格 |
---|---|---|---|---|
#0427 拓さん |
4.0 | 3.0 | 3.0 | 3.7 |
レビュー会員(37件) | 3.5 | 2.9 | 3.0 | 3.6 |
#0152 植松さん
参考になった3人 ならなかった1人
昔から採用している。施工性はとても良いが、繊維の特徴による健康被害に対して不安はある。また、一度、封を切るとはじけてしまい残った製品の再梱包には苦労する。この点はメーカー側での対応に期待している。しかし、施工性・コスト・簡易さなどの製品の魅力には信頼もあるので、これからも使う予定です。
評価値 :上段は個人 :下段は平均値 |
品質 | デザイン | サポート | 価格 |
---|---|---|---|---|
#0152 植松さん |
4.0 | 2.0 | 3.0 | 3.0 |
レビュー会員(37件) | 3.5 | 2.9 | 3.0 | 3.6 |
#0338 富田 洋文さん
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断熱材の基本として以前から使用しています。最近、現場発泡吹き付け硬質ウレタンフォームを使用する住宅がありましたので、体感的に比較することができました。
- 結果的には、日当たりに左右されるので(外壁自体の日射面積)、細かく分析すれば差があると思いますが、体感的な差はありませんでした。ただし、コストがかかっているといった暗示にかかれば別ですが・・・。
- 施工面では、現場発泡吹き付け硬質ウレタンフォームは下地づくりや工期面から面倒な面が多いですが、マットエースは問題なく施工できます。
- 間違った認識で施工する大工もほとんどいないので、やはりマットエースのほうがよいのでは・・・。
評価値 :上段は個人 :下段は平均値 |
品質 | デザイン | サポート | 価格 |
---|---|---|---|---|
#0338 富田 洋文さん |
3.0 | 3.0 | 3.0 | 3.7 |
レビュー会員(37件) | 3.5 | 2.9 | 3.0 | 3.6 |
#0359 村瀬 雄三さん
参考になった18人 ならなかった4人
メーカーの方の説明はよく分かりますが、袋を破ったものを施工する際に、再度その袋を現場で密閉している大工や施工者は、非常に少ないように思います。実際のところは、袋が密閉されないままの状態で壁に封入されているという状況を認識したうえで製品を開発していただかないと、問題は解決しないと思います。
施工要領にいくら正しいことを書いても、使用者が、安くて手軽であることを最も重視して採用していると考えられる製品ですから、わざわざ手間や時間が掛かることをやってもらえるとは認識しない方がいいのではないでしょうか。
「発ガン性は低い」ということですが、作業者が常にグラスウールの浮いた空気にさらされていれば、慢性化する危険は避けられません。マスクについても、注意喚起するだけでは、装着を徹底させることは難しいように感じます。また、「発がん性が低いので安全」と施工要領書などに記載すると、メーカーが安全を保証してくれるという誤解を与えかねません。
こういったことを安易に考えないで、メーカーの方には、さらなる対策をお願いしたいです。
【旭ファイバーグラスからの回答】
グラスウールは正しい施工と相まって十分な断熱効果を発揮します。そのため、弊社が所属する硝子繊維協会は2005年春に「マイスター認定制度」をスタートさせ、正しい施工の普及に努めています。本制度はグラスウール充填断熱施工方法に関する講習を受講した方を対象に試験をし、合格した方をマイスターとして認定する制度です。制度発足以来、既に1300名近くの方が受講し、その約1割がマイスターになっています。
発がん性については、国際的に認められている正しい知識をお知らせすることにより、施工者の不安を払拭(ふっしょく)するとともに、必要な保護具の着用を奨励することがメーカーの責務であると考えています。
今後、ご意見を参考にしながら、施工しやすい製品設計・工法開発・PRに努めてまいります。
評価値 :上段は個人 :下段は平均値 |
品質 | デザイン | サポート | 価格 |
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#0359 村瀬 雄三さん |
3.7 | 2.7 | 3.0 | 4.3 |
レビュー会員(37件) | 3.5 | 2.9 | 3.0 | 3.6 |
#0359 村瀬 雄三さん
参考になった63人 ならなかった9人
グラスウール断熱材は、コスト対効果という点では優れた素材だと思います。ただ、繊維状のガラスであるので、継続的に吸引すると肺ガンなどの危険性が予測されます。通常、グラスウールはビニールなどで覆われた状態で施工しますが、柱の間隔が狭い場合や、断熱材が長くて入らない場合は、ビニールの袋を切って施工するので、作業者は吸引の危険に常にさらされます。また、建物の解体時には細かなガラス繊維が周囲に拡散する恐れもあります。
もちろん、いったん建物が完成すると、建物の利用者に危険性はありません。でも、作業者の健康を考えないというのは、良心的な施工者とは言えないような気がします。
グラスウール自体は、湿気や水分に対して一度内包してしまうと、排出できないという欠点も持っています。そのためにビニールで覆っているのですが、ビニールの袋を開けてしまった場合は、壁体内結露によってカビが発生したり、断熱性能が劣化したりして、無力化します。
【旭ファイバーグラスからの回答】
まず、グラスウールに発がん性の心配はありません。世界保健機関(WHO)の下部機関である国際がん研究機関(IARC)は人に対する発がんリスクの分類において、紅茶・ナイロンなどと共にグラスウールを「ヒト発がん性に分類されない」グループ3に分類しています。ただ、グラスウールも一般の粉塵と同様に異物なので、作業者は防塵マスク等の保護具を着用するなど、吸引しないような対策を講じることを奨励します。
袋入りグラスウールを覆っているフィルムのうち、室内側のフィルムは湿気の浸入を防ぐ防湿層です。壁の場合、柱と間柱あるいは間柱と間柱の間に寸法の合ったグラスウールを充填して防湿フィルムの耳を重ねた後、見附面にタッカーなどで留め、施工します。そうすることで防湿層を連続させ、グラスウールへの湿気の浸入を防ぎます。防湿フィルムが損傷した場合はテープで補修します。
これで壁体内結露は防止できます。万一、湿気が浸入しても、防湿層以外のフィルムには湿気を逃がすための穴がたくさん開いており、湿気は排出されます。このフィルムは防湿層ではないため、施工上の理由で切ったり、破ったりしても問題は生じません。
以上のような正しい施工と共に、壁体内の湿気排出を確実にするため、グラスウールの外側に通気層を確保することもお勧めします。
評価値 :上段は個人 :下段は平均値 |
品質 | デザイン | サポート | 価格 |
---|---|---|---|---|
#0359 村瀬 雄三さん |
3.7 | 2.7 | 3.0 | 4.3 |
レビュー会員(37件) | 3.5 | 2.9 | 3.0 | 3.6 |
#0246 ちはるさん
参考になった24人 ならなかった0人
温暖地域では一般的なグラスウール10Kタイプである。
木造在来工法においてグラスウール充てん工法は、適切な工事をすれば価格と性能のバランスが取れる材料だと思う。
しかし、防湿シートを破らずに・・・・。仮に破っても補修を徹底するという作業ができるかどうかがポイントだろう。できないということを前提とするなら、他の工法や材料を考えなければならない。
ただ、採用するなら10Kではなく、できれば高性能16Kを使って、次世代省エネルギー基準クラスを目指したい。
評価値 :上段は個人 :下段は平均値 |
品質 | デザイン | サポート | 価格 |
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#0246 ちはるさん |
3.0 | 3.0 | 3.0 | 4.0 |
レビュー会員(37件) | 3.5 | 2.9 | 3.0 | 3.6 |
#0131 田口 隆一さん
参考になった9人 ならなかった2人
グラスウール断熱材としてよく目にする製品。
断熱材の性能を発揮させる、あるいは断熱材に付属している防湿シートで防湿層を形成する場合には、施工者に施工方法の正しい知識がないと逆効果になる場合があるので注意が必要だ。
評価値 :上段は個人 :下段は平均値 |
品質 | デザイン | サポート | 価格 |
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#0131 田口 隆一さん |
3.0 | 1.3 | 2.0 | 4.0 |
レビュー会員(37件) | 3.5 | 2.9 | 3.0 | 3.6 |
#0053 中山 武徳さん
参考になった6人 ならなかった6人
長く使っていますが、性能的にも安心して使えます。
評価値 :上段は個人 :下段は平均値 |
品質 | デザイン | サポート | 価格 |
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#0053 中山 武徳さん |
5.0 | 1.0 | 3.0 | 5.0 |
レビュー会員(37件) | 3.5 | 2.9 | 3.0 | 3.6 |
#0076 橋本 勉さん
参考になった17人 ならなかった2人
職人さんにとっては施工性が一番!この製品は、職人さんの評価が非常に高いです。
評価値 :上段は個人 :下段は平均値 |
品質 | デザイン | サポート | 価格 |
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#0076 橋本 勉さん |
4.3 | 3.3 | 3.0 | 3.7 |
レビュー会員(37件) | 3.5 | 2.9 | 3.0 | 3.6 |