PR

(5)人材育成 ~診断士の取得で技術伝承を図る

 劣化の診断や対策工法の選定といった補修や補強の分野にたけた技術者の育成も欠かせない。

 例えば、フジタは「建設大学」と呼ぶ社内研修プログラムを開講。12ある土木系の講座のうち、「コンクリート」を必修科目にして、入社5年目の社員を対象に補修などの講義や実習を展開している。補修の知識を習得することで、新設工事でひび割れ対策などを事前に提案できるようにするねらいもある。

 加えて、フジタはコンクリート診断士の資格を重点的に取得するよう技術者に求めている。土木部門の技術者が毎年約1割ずつ減るなか、技術の伝承や維持が不可欠だからだ。