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 建設産業は、現場で協力しながら一つのものを造るという性質上、他産業に比べて働き方の裁量に制限がある業種です。慢性的な人手不足に加え、働く人の高齢化や入職者の減少といった課題も抱えています。

 仕事は忙しくなる一方ですが、「仕事一筋」が美徳という時代ではありません。建設業界に限りませんが、ワークライフバランス(仕事と生活の調和)を大事にする人が増えています。超高齢社会(高齢化率21%以上)を迎えて、家族の介護が必要でフルタイムの仕事はできないという人も珍しくありません。

 様々な社会の変化が、建設産業で働く人の働き方の見直しを迫っています。日経コンストラクション10月14日号では、こうした時代に土木技術者はどのように働くべきなのか考えてみようと、特集「土木技術者の幸せな働き方」を企画しました。


日経コンストラクション2013年10月14日号特集「土木技術者の幸せな働き方」から
日経コンストラクション2013年10月14日号特集「土木技術者の幸せな働き方」から

 土木技術者の働き方を考えるうえで外せないのが、シニアの働き方ではないでしょうか。今年4月に改正高年齢者雇用安定法が施行され、定年延長の動きが加速しています。働く人の高齢化が進んでいる建設業界にとっては大きな問題です。

 特集記事では、シニアの働き方に多くのページを割きました。定年を迎えた技術者を再雇用する、シニア技術者のための会社を立ち上げて建設会社の技術支援をする、NPO法人がシニア技術者をアドバイザーとして派遣するなど、シニアの様々な働き方を紹介しています。技術伝承に危機感を持つ人が少なくないなか、シニア技術者が若手に伝えられることはまだまだ多いはずです。年老いても自らの知識と経験で仕事ができるのは、まさに「幸せな働き方」と言えるでしょう。

 特集記事ではそのほか、女性技術者の働き方や、土木系学生が描く将来像についても取り上げています。最近、建設以外の業界に就職する土木系の学生が増えていますが、実は建設業界の声が学生に意外に届いていないということも垣間見えてきました。ご自身の働き方、そして将来を担う若者の働き方を考えるために、ぜひ特集記事をご一読ください。