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シニアテックの青山社長。社員と実動の登録スタッフとで技術者100人、売上高5億~6億円が当面の目標だという(写真:奧野 慶四郎)
シニアテックの青山社長。社員と実動の登録スタッフとで技術者100人、売上高5億~6億円が当面の目標だという(写真:奧野 慶四郎)

 企業の動きと並行するように、退職したシニア技術者が新たなビジネスに乗り出す例も定着してきた。シニアテック(大阪市)は、専門技術を持つシニアを社員や登録スタッフに抱えて、主に橋梁関連の技術支援サービスを展開している。建設会社などに向けたサービスだ。

 社員30人のうち、60代は20人、50代は4人。登録スタッフも6割が50代後半、4割が60歳以上だ。ほとんどが橋梁メーカー出身で、特にPC(プレストレスト・コンクリート)工法に強い人材が集まっている。

 同社を設立した青山勇夫社長は元々、やはりPC橋梁を得意としていた旧オリエンタル建設(現・オリエンタル白石)の技術者だった。

 在職中に、青山社長は定年で退職した技術者の知識や経験がほとんど活用されていないことを思い知らされ、シニア技術者が活躍できる場を創出しようと00年に独立。シニアテックの前身会社(コーエーテクノサービス)を立ち上げて、現在に至っている。