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最大3現場で打設日を調整

白鳥建設 所長<br>加藤 芳明(写真:大村拓也)
白鳥建設 所長
加藤 芳明(写真:大村拓也)

 直近のプラントで使える小型アジテーター車は5台しかなく、運搬できるコンクリートは1日当たり約120m3が限界だ。月に1回協議会を開き、深礎杭の打設日が重ならないよう施工者間で調整した。打設のサイクルは7~10日間と現場ごとに異なったものの、実際に打設工程が重なった現場は3カ所で済み、無事に調整できた。(談)

清濁を分離した排水で処理を合理化

大日本土木 所長<br>川久保 忍(写真:大日本土木)
大日本土木 所長
川久保 忍(写真:大日本土木)

 異常出水時は、坑内に圧縮空気を送る配管も排水用に転用した。出水が落ち着いた段階で、配管を1本増設。増設した配管には地山から直接取水し、湧水が濁らないように取り込んで清水のまま排水した。pH値と濁度が基準内に収まれば、清水は直接河川に放流できる。排水管を清水用と濁水用に分けて、濁水処理装置の処理量を抑えた。(談)

[現場概要]
■事業名=由比地すべり対策事業 ■施工場所=静岡市清水区由比西倉沢 ■発注者=国土交通省中部地方整備局富士砂防事務所

<排水トンネル工事>
■名称=平成23年度由比地すべり大久保排水トンネル工事 ■設計者=日本工営(管理技術者:神田重雄) ■施工者=大日本土木(現場代理人:吉田哲志、元請けの技術者数:3人) ■主な専門工事会社=横山工業(トンネル) ■工期=2011年10月~13年8月 ■工費=3億9764万円 ■入札方式=総合評価落札方式による一般競争入札(以下の3件とも) ■予定価格=4億4385万円

<主な深礎杭工事>
■名称=平成23年度由比地区深礎杭SA10工事 ■設計者=日本工営(管理技術者:吉田宇男、以下の2件とも) ■施工者=白鳥建設(現場代理人:加藤芳明、元請けの技術者数:2人) ■主な専門工事会社=オサカベ(掘削・打設) ■工期=2012年2月~13年5月 ■工費=1億5435万円 ■予定価格=1億6175万円

■名称=平成23年度由比地区深礎杭SA12工事 ■施工者=五光建設(現場代理人:吉田崇、元請けの技術者数:2人) ■主な専門工事会社=北陽建設、堀金深礎(掘削・打設) ■工期=2012年2月~13年5月 ■工費=1億6065万円 ■予定価格=1億6092万円

■名称=平成23年度由比地すべり深礎杭SC1工事 ■施工者=静鉄建設(現場代理人:望月圭佑、元請けの技術者数:2人) ■主な専門工事会社=日特建設(掘削・打設) ■工期=2011年9月~13年6月 ■工費=1億5960万円 ■予定価格=1億6082万円