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最新技術が結ぶ新ルート「仙石東北ライン」

 仙石線の復旧とともに仙台─石巻間の新ルート「仙石東北ライン」が開業する。仙石線と東北本線が隣接して走る区間に接続線を設け、石巻─高城町間は仙石線を走り、接続線を経て仙台までは東北本線を走るルートだ。

 JR東日本が仙台─石巻間の所要時間短縮と復興支援の一環として2012年10月に計画を発表。新設する接続線の工事は2013年9月に始まり、翌年7月には仙石線の運転再開と同時に運行開始すること、愛称を「仙石東北ライン」とすることを発表した。

運転再開区間と「仙石東北ライン」の運転区間を表した図(資料:JR東日本仙台支社)
運転再開区間と「仙石東北ライン」の運転区間を表した図(資料:JR東日本仙台支社)

 東北本線と仙石線は、電化方式がそれぞれ交流2万V・直流1500Vと異なるため、JR東日本は両方を直通できる車両としてディーゼル発電機と蓄電池によって走行する「ディーゼルハイブリッドシステム」を搭載した新鋭車両、HB-E210系を導入。運行開始後は快速と特別快速が1日あたり上下各14本運転される。最も速い特別快速は仙台─石巻間を52分で結び、所要時間は従来の仙石線快速列車と比べ下りで12分、上りで11分短縮される。

ディーゼルハイブリッド車のHB-E210系(資料:JR東日本仙台支社)
ディーゼルハイブリッド車のHB-E210系(資料:JR東日本仙台支社)