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架線がない接続線を、ディーゼルハイブリッド車が走る

 接続線は東北本線(複線)の上り線と仙石線(単線)を結ぶ形で設けられ、曲線の半径は300m。東北本線から仙石線へ向かって下り勾配となっており、東北本線寄りの区間が10‰(パーミル、1000分の10)、仙石線寄りが8‰だ。接続線の両端に短く分岐した線路があるが、これは万一、列車が過走した場合に衝突を防ぐための「安全側線」と呼ばれる設備。接続線を通る列車はディーゼルハイブリッド車のHB-E210系のため、架線はない。

仙石線側から見た接続線(右)。奥に見える東北本線の上り線へと通じる。右側にある短い分岐した線路が「安全側線」だ。架線がないことが分かる(写真:小佐野カゲトシ)
仙石線側から見た接続線(右)。奥に見える東北本線の上り線へと通じる。右側にある短い分岐した線路が「安全側線」だ。架線がないことが分かる(写真:小佐野カゲトシ)

同じ場所を東北線側から見た様子(写真:小佐野カゲトシ)
同じ場所を東北線側から見た様子(写真:小佐野カゲトシ)

 接続線の新設にあたって東北本線・仙石線に設けられた分岐器(ポイント)は4台で、仙石線が1台、東北本線が下り線1台・上り線2台。東北本線は上り線と接続線の分岐のほか、下り線から接続線に乗り入れられるよう上下線間の渡り線を設けている。分岐器の角度の大きさは、分岐する線路の中心線の間隔が1m離れるまでに何mの距離が必要かを示す「番数」という数値で表すが、4台の分岐器の大きさはいずれも「12番」。通過する列車の制限速度は45km/hだ。

東北本線(下り)側から見た接続線。仙石東北ラインの石巻行き列車は東北本線の上下線を結ぶ渡り線を通って上り線に移ったのち、接続線へと進入する(写真:小佐野カゲトシ)
東北本線(下り)側から見た接続線。仙石東北ラインの石巻行き列車は東北本線の上下線を結ぶ渡り線を通って上り線に移ったのち、接続線へと進入する(写真:小佐野カゲトシ)
東北本線(下り)側から見た接続線。仙石東北ラインの石巻行き列車は東北本線の上下線を結ぶ渡り線を通って上り線に移ったのち、接続線へと進入する(写真:小佐野カゲトシ)

仙石線側から見た接続線(右)との分岐器(写真:小佐野カゲトシ)
仙石線側から見た接続線(右)との分岐器(写真:小佐野カゲトシ)