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貨物列車を避けた休日深夜の工事

 盛り土などの土木工事は2013年9月に開始され、東北本線・仙石線への分岐器の設置は2014年1月から6月にかけて行われた。

 JR東日本東北工事事務所によると、東北本線は夜間にも貨物列車が走行することから工事のできる時間が限られるため、分岐器の挿入工事は貨物列車の本数が少ない年始と大型連休の時期にJR貨物と調整の上で実施。下り線の1台は2014年1月3日の深夜、上り線は同年4月29日深夜と5月3日深夜に1台ずつ挿入工事を行った。仙石線については貨物列車の運転はないため、同年6月27日深夜に工事を行った。

 接続線の線路や信号・電気関係を含めた工事は同年12月末までに完成し、2015年5月3日の夜間には同線を通る列車の運転に向けた信号システムの切り替えを実施。同月7日深夜からは夜間の試運転を開始した。仙石線の高城町駅や接続線に近い東北本線には「仙石」「東北」の表示がある信号機が設置されており、仙石東北ラインの運転開始時にはこれらの信号機に「青」が灯ることになる。

東北本線の渡り線手前(仙台方)に設置された「仙石」「東北」の表示がある信号機。東北本線車内から見ているため「東北」側は青だ(写真:小佐野カゲトシ)
東北本線の渡り線手前(仙台方)に設置された「仙石」「東北」の表示がある信号機。東北本線車内から見ているため「東北」側は青だ(写真:小佐野カゲトシ)

仙石線の高城町駅に設置された「仙石」「東北」の表示がある出発信号機(写真:小佐野カゲトシ)
仙石線の高城町駅に設置された「仙石」「東北」の表示がある出発信号機(写真:小佐野カゲトシ)