PR
 鹿島と萩原工業は共同で、コンクリートを補強するポリプロピレン繊維「ポリウェーブ」を開発した。従来のポリプロピレン繊維に比べて、補強効果が1.3倍に向上する。さらに、コンクリートへの混入量も3割減らせるので、コンクリートの材料費を約1割削減できる。

ポリウェーブと呼ぶコンクリートの補強材
ポリウェーブと呼ぶコンクリートの補強材

 ポリプロピレン繊維の形状を波形にして、繊維表面に微小な凹凸を加えているので、コンクリートとの付着強度が高い。

 コンクリートに繊維を加えると、ひび割れやはく落を防止する効果がある。補強にはビニロン繊維やポリプロピレン繊維などを使う。ビニロンはポリプロピレンに比べて補強効果は高いが、コストが割高だった。

 鹿島らは、開発したポリプロピレン繊維を使ったコンクリートを、はく落によって第三者に被害が及ぶ危険のある橋の上部やトンネルの覆工などに使うよう提案する。

(日経コンストラクション2002年10月11日号)