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 明電舎は,災害情報支援システム「REALFIELD GEO(リアルフィールド ジオ)」を発売した。現場で撮影した画像と録音したメッセージを,本部側のパソコンの地図上で一括して管理するシステム。

 GPS(人工衛星を利用した位置情報システム)内蔵の小型端末にPHSカードやFOMAカードなどを装備し,本部のサーバーに画像と音声メモを送信。15秒に1度,位置情報も送信する。データを時系列で保存できるため,状況の変化を把握しやすい。

 価格は,端末とヘッドセットマイク10組,専用サーバー,パソコン,マイク,スピーカーのセットで1500万円。

開発の背景
報告,連絡,相談をより正確に

明電舎 環境・社会事業部プロジェクト室企画開発課
内藤 崇士

 「REALFIELD GEO」 は,遠隔地にある現場と本部との連絡をより確実にするために開発した。特に災害現場など緊急の判断を要する場面では,画像と音声による通信だけでなく,位置情報の把握が重要になる。

 当社の従来製品の「画像中継配信システム REALFIELD」は,画像と音声のみで通信していた。新製品は,端末にGPS機能を搭載し,撮影した画像と録音したメッセージに位置情報を付けることができるようにした。災害時に一般回線がつながりにくくなることを想定して,衛星電話やMCA無線にも対応している。

 主なユーザーは,自治体などの情報統括部門を想定している。道路などの工事現場の進ちょく確認や遠隔監視に,普段から活用してほしい。複数の現場管理や広範囲の状況確認に対応できるほか,使い慣れていれば,万一の災害時にも迅速に対応できると考えている。(談)

(日経コンストラクション6月8日号「新製品・新サービス」より)