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 ソキアは,大型構造物の三次元測定システム「MONMOS(マンモス)」用の新型自動測定機,「AUTO 3-Dステーション NET1」を発売した。

 MONMOSは,トンネルや橋など長さ100mを超える大型構造物を0.1mm単位で測定するシステム。測定機とソフトウエアで構成される。

 新型の自動測定機は,高精度のモータードライブを装備し,反射プリズムや反射シートの中心を自動的に検知して測定する。反射プリズムを使って1000mの自動測定ができる。移動する反射プリズムを連続測定する自動追尾機能も搭載した。

 最大測定距離は,反射シートで300m,反射プリズムで3000m,ノンプリズムで200m。価格は399万円。

開発の背景

モータードライブ搭載で自動測定を実現

ソキア 応用開発部部長
小川 邦利

 NET1は,省力化や自動化の要請の高まりに応えて,自動測定,自動視準,遠隔操作といった計測の効率化を実現した。

 従来のトータルステーションの自動視準機能では,プリズムからの反射が最も強い近距離のターゲットを検知していた。NET1では,高性能の光波距離計を搭載することで,距離の遠近にかかわらず,望遠鏡視野の中心に最も近いターゲットを確実に検知することができる。また,モータードライブを搭載しているので,構造物の定期的な変位を自動でモニタリングできるようになった。

 ノンプリズム計測でも,従来機では100mだった測定距離を,2倍の200mに向上した。反射プリズムを設置できない危険な場所やトンネル内空断面形状の計測に有効だ。

 コントロールターミナルやパソコンとワイヤレス通信ができるので,設計値を入力すれば,最大で300m離れた場所からの操作が可能になった。トンネルの掘削や発破をする際の断面形状を,自動で計測できる。(談)

(日経コンストラクション8月24日号「新製品・新サービス」より)