PR

 パシフィックコンサルタンツ(東京都多摩市)と国際建設技術研究所(大阪市)は、ポストテンション方式のPC(プレストレスト・コンクリート)橋の検査や健全度診断の分野で業務提携した。期間は2009年1月から2年間。

 プレストレスト・コンクリートは、あらかじめ圧縮応力を作用させたコンクリートのこと。強度の高いPC鋼材に張力を加えてコンクリートに圧縮力を発生させ、構造物としての耐力を高める工法だ。コンクリート打設後に張力を加えるポストテンション方式と、コンクリート打設前に鋼材に張力を加えるプレテンション方式がある。

 両社が検査・診断の主対象とするのは、ポストテンション方式のうち、鋼材を通すさや管を配置し、鋼材に張力を与えた後にグラウト材を注入してコンクリートと一体化する現場施工の橋。グラウトの不良などによって劣化した橋の発見に努め、補修対策を提案する。

 コンクリート構造物の維持管理のコンサルタントとして実績を有する国際建設技術研究所が検査を、パシフィックコンサルタンツが解析を、それぞれ担当する。共同企業体(JV)を組んで、公募型プロポーザル方式の調査・設計業務に応募していく意向だ。パシフィックコンサルタンツは、この提携を機に橋梁分野での業務拡大を目指す。