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 横河ブリッジホールディングスと住友金属工業は1月29日、橋梁事業の共同事業会社を設立すると発表。両社は同日、基本合意書を締結した。

 まず、住友金属工業が2009年7月1日付で、同社の橋梁事業を100%子会社の住金橋梁センター(茨城県神栖市)に移管。住金橋梁センターの商号を住金ブリッジに変える。次に、住友金属工業が2009年10月1日付で、住金ブリッジの発行済み株式の60%を横河ブリッジホールディングスに譲渡して、共同事業会社とする。

 住金ブリッジの10月1日以降の商号は未定だが、共同事業会社として横河ブリッジホールディングスのグループに加わる。

 共同事業会社の従業員は約100人で、年間生産能力は1万5000トン。年間100億~120億円の売上高を目指す。

 横河ブリッジホールディングスと住友金属工業は、共同事業会社を設立する目的を以下のように説明している。「総合評価落札方式による入札が本格化するなか、技術力とコスト競争力で優れた提案をすることが求められている。横河ブリッジホールディングスグループの技術力と営業力に、住友金属工業の生産力と製品開発力を組み合わせて、事業を強化する」。

 横河ブリッジホールディングスの事業子会社には、横河ブリッジ(千葉県船橋市)や楢崎製作所(北海道室蘭市)などがある。横河ブリッジホールディングスはこれらの既存の事業子会社と並列して、新たな共同事業会社を抱える方針だ。入札に参加する機会を確保するため、事業子会社同士の統合などは当面予定していない。

 横河ブリッジは大阪府に、楢崎製作所は北海道にそれぞれ橋の主力工場がある。横河ブリッジホールディングスは、茨城県に橋の工場を持つ新たな共同事業会社を抱えることで、関東圏の工事を中心にコスト競争力が高まるとみている。工場で製作した橋桁などを架設現場まで輸送する費用が抑えられるからだ。

 横河ブリッジホールディングスは2008年7月、愛知県に主力工場を持つ瀧上工業とも業務資本提携を結んでいる。