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 北海道警察本部は2月6日、国土交通省北海道開発局の職員が2006年に実施した道路工事の入札で設計価格を建設会社に漏らしたとして、同局職員ら3人を競売入札妨害容疑で逮捕した。

 逮捕されたのは、北海道開発局網走開発建設部の職員と、建設会社の本田組(釧路市)の社長と同社従業員。北海道開発局の職員は2005年4月から3年間、釧路開発建設部釧路道路事務所に勤務していた。その間の2006年3月16日に実施した「一般国道44号釧路町東陽西改良工事」の入札で、予定価格のもとになる設計価格を事前に本田組の従業員に教えた疑いがある。

 この入札には8社と3共同企業体(JV)が参加し、本田組を含むJVが2億8500万円(税抜き、以下同じ)で落札した。予定価格は2億8571万円で、落札率は99.8%だった。

 職員が設計価格を漏らしているとの情報が2008年7月に釧路開建に寄せられたことから、同開建では内部調査を進めてきた。ただし、釧路開建は情報の提供者や内部調査の結果について、警察の捜査に差し障るとして明らかにしていない。