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 平和大橋歩道橋デザイン提案競技のデザイン案を審査する選考委員会(委員長:内藤廣東京大学大学院教授)は3月4日、第3回の委員会を開き、最優秀案に大日本コンサルタント中国支店(広島市)の作品「時空の扉(ゲート)」を選んだ。広島市は選考委員会の審査を踏まえて、3月末までに実施する案を決める。

最優秀案に決まった大日本コンサルタントの作品「時空の扉(ゲート)」(写真:日経コンストラクション)

 「時空の扉(ゲート)」の特徴は、歩道橋の橋詰広場に盛り土をして、高さ2.0~2.5mほどの丘をつくることだ。さらに、平和大橋よりも橋桁の位置を若干高く設計し、平和大橋を包み込むようなデザインを目指した。3月4日に開かれた公開プレゼンテーションでは、平和大橋を際立たせるためのデザインだと強調した。

 選考委員会の内藤委員長は最優秀案に選んだ理由を、「構造面、デザイン面、周辺との関係、それらのトータルのバランスが取れていた。川面が暗くならないように橋桁に強化ガラスを設け、光を取り込む提案も評価した」と説明した。

 今回のデザイン提案競技は、建築家やアーティストなどを協力者として加えることができる条件だった。大日本コンサルタント中国支店は、建築や土木構造物の設計が専門のワークヴィジョンズ(東京都品川区)、橋の構造設計が専門の藤野陽三東京大学大学院工学系研究科教授、建築や土木構造物の構造設計が専門のストラクチャードエンヴァイロンメント(アラン・バーデン)(東京都渋谷区)の3者を協力者としていた。

◆日経コンストラクションの4月発行号で詳しい内容をお伝えします