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 5月24日午前10時30分ごろ、新潟県南魚沼市と十日町市を結ぶ国道253号で建設中の八箇(はっか)峠トンネル内で爆発事故が発生した。坑口付近にいた作業員3人が重軽傷を負い、4人がトンネル内に取り残されたもようだ。25日午前11時の時点で、4人の安否は確認できていない。

上空から見た八箇峠トンネルの坑口(写真:国土交通省北陸地方整備局)
上空から見た八箇峠トンネルの坑口(写真:国土交通省北陸地方整備局)

 八箇峠トンネル(仮称)は、全長2840m。国道253号で計画中の長さ9700mの八箇峠道路に建設している。爆発があった箇所は、「八箇峠トンネル(南魚沼工区)その2工事」として、国土交通省北陸地方整備局長岡国道事務所が発注し、佐藤工業が受注した。

事故発生現場の位置図(資料:国土交通省北陸地方整備局)
事故発生現場の位置図(資料:国土交通省北陸地方整備局)

 爆発が起こったのは、南魚沼市側の坑口から約1200m入った地点とみられる。トンネル内には可燃性ガスが充満しているうえに、粉じんによって視界を確保できない状況で、作業員の救出活動が難航している。

八箇峠トンネルの坑口の様子(写真:国土交通省北陸地方整備局)
八箇峠トンネルの坑口の様子(写真:国土交通省北陸地方整備局)

 24日午後8時20分に坑口から500m付近で実施したガス測定では、ホスゲンや一酸化炭素、硫化水素、水素、リン化水素、アセチレンの反応があった。25日午前1時46分には一酸化炭素濃度が200ppmを超えたため、ガス計測以外の作業員が一時退避した。