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 6月4日の内閣再改造で、羽田雄一郎参院議員が新たな国土交通相に就任した。民主党政権になってから3年弱で5人目の国交相だ。

 羽田国交相は1967年7月生まれの44歳で、羽田孜元首相の長男。東京都出身。92年に玉川大学文学部卒業後、伊藤忠記念財団に勤務する。99年の参院選長野選挙区補選で父が所属する民主党から出馬して初当選した。2001年と07年の参院選でも再選して現在3期目。
 
 05~06年には参院の国土交通委員会の委員長を務めた。入札・契約制度の改正を目指す超党派の議員連盟「公共調達適正化研究会」にも参加。同会は国交省に対して、予定価格の上限拘束性の見直しなどを含む改正要望を提出している。
 
 羽田国交相は6月4日の初登庁後の就任会見で、野田佳彦首相から「東日本大震災からの復旧・復興ということで、特に強じんな国土づくりにまい進してほしい」との指示があったと説明。「減災の考え方を取り入れたうえで、インフラの整備や被災者の居住の確保、持続可能で活力ある国土・地域形成の先導的取り組みとなるまちづくりなどについて、平野達男復興相や被災自治体などと連携して取り組む」と方針を述べた。
 
 国交省としてエネルギー政策を推し進めることも強調。「エネルギーを消費する省庁が率先してエネルギーの抑制に努めることで、エネルギー政策の一助になる」との考えを示した。公共事業については、「防災対策をしっかり進めるとともに、コスト抑制を図りつつ、戦略的な維持管理・更新を推進していく」と話した。