ニュース
目次
-
交通インフラ整備に数値目標、基本計画を決定
政府は交通政策基本法に基づいて閣議決定した初の交通政策基本計画で、インフラの整備を含む様々な交通政策の数値目標を掲げた。わずかな年数で数値を飛躍的に向上させようとする目標もあり、今後の達成状況が注目される。2月13日の決定を受けて、国土交通省などの関係省庁が同日に発表した。
-
世界初「浮上式防波堤」、コストで沈む
国土交通省近畿地方整備局は2月18日、和歌山下津港海岸で進めていた世界初の直立浮上式防波堤の建設を中止すると発表した。南海トラフ巨大地震に対応するために地盤改良などの追加対策を実施すると、事業費が当初の3倍以上に膨れ上がることが分かったからだ。今後は、港内の護岸かさ上げで対応する。
-
【資格の攻略法】 講習会テキスト頼みは間違い
広島工業大学の十河茂幸教授に聞くコンクリート診断士取得術(上)
受験指導のプロに資格取得のための勉強法や解答法を聞く第3弾は、広島工業大学の十河茂幸教授「2015年版 コンクリート診断士試験合格指南」(日経BP社)の共著者でもある十河教授に、コンクリート診断士試験の対策について3回にわたって解説してもらう。
-
環状に近づく圏央道、寒川北IC―海老名JCT間など開通
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の寒川北インターチェンジ(IC)から海老名ジャンクション(JCT)まで、神奈川県内の4.3kmが3月8日に開通する。また同月29日には、埼玉県内の久喜白岡JCTから茨城県内の境古河ICまで(19.6km)が開通予定。3月7日に全線開通する中央環状線を追うように、圏央道…
-
世界初「既存街区に地中壁」、浦安市が液状化対策着手
液状化対策として既存街区に「格子状地中壁」を構築する世界初の取り組みが、千葉県浦安市で始まった。東日本大震災で大規模な液状化被害が生じたことを受け、2015年度末の完成を目指して1月末から詳細設計を開始した。
-
【資格の攻略法】 “専門バカ”は要らない
京福コンサルタントの鳥居直也技師長に聞く技術士取得術(下)
受験指導のプロに資格取得のための勉強法や解答法を聞く第2弾は、京福コンサルタント鳥居直也技師長。鳥居技師長が、前々回、前回に続き、技術士建設部門の記述式問題での論文の書き方などを伝授する。
-
首都高火災で主桁2本が変形、構造の健全性調査へ
首都高速7号小松川線の高架橋(東京都江戸川区)で塗装工事中に発生した火災で、下り線の主桁の一部に変形が生じていることが分かった。首都高速道路会社は、火災発生の翌日である2月17日の午後8時までに上り線の通行を再開した。しかし下り線は引き続き通行止めとし、消防と警察による現場検証の終了後に構造の健全性…
-
【資格の攻略法】 白書の丸暗記は通用しない
京福コンサルタントの鳥居直也技師長に聞く技術士取得術(中)
受験指導のプロに資格取得のための勉強法や解答法を聞く第2弾は、京福コンサルタントの鳥居直也技師長。インターネット上で「技術士受験を応援するページ・SUKIYAKI塾」を主宰する鳥居技師長が前回に続き、技術士建設部門の記述式問題の勉強法を指南する。
-
コゲラやメジロを呼ぶ都市緑地を設計
大林組は、鳥が好んで訪れるような都市緑地を設計するための支援ツールを開発した。都市部に生息する生態系の上位種であるコゲラやメジロなどの鳥類が訪れやすい緑地の提案が可能になる。
-
首都高の塗装工事でまた火災、作業員2人死亡
2月16日午前11時ごろ、首都高速7号小松川線の塗装工事中の高架橋(東京都江戸川区西小松川町)で火災が発生し、現場にいた作業員のうち2人が死亡した。首都高では昨年3月にも、3号渋谷線の高架橋で塗装工事中に火災が発生し、作業員1人が負傷した。首都高速道路会社は再発防止策として作業手順の順守などを徹底し…
-
【資格の攻略法】 正確にじっくり伝える人は不利
京福コンサルタントの鳥居直也技師長に聞く技術士取得術(上)
受験指導のプロに資格取得のための勉強法や解答法を聞く第2弾は、京福コンサルタントの鳥居直也技師長。インターネット上で「技術士受験を応援するページ・SUKIYAKI塾」を主宰する鳥居技師長に、技術士・第二次試験の建設部門の対策について3回にわたって解説してもらう。
-
CO2で再生骨材を改質
芝浦工業大学の伊代田岳史准教授は東京テクノ(東京都町田市)と共同で、二酸化炭素(CO2)を吸着させることによって、再生骨材の品質を改善する技術の有用性を確認した。
-
保険未加入企業を下請けから排除、約款改正へ
国土交通省は、社会保険の未加入対策を強化するため、保険に入っていない企業を一次下請けから排除する規定を公共工事標準請負契約約款に盛り込むことを検討する。
-
山田線復旧が本格始動、完成後は三陸鉄道に移管
東日本大震災で被災したJR山田線宮古─釜石間(延長55.4km)の復旧事業がいよいよ本格的にスタートする。JR東日本は3月7日、事業への着手を記念して「着工式」を開催する。今後、軌道や駅施設などの設計と工事を発注する方針。復旧後の鉄道インフラや用地は関係自治体が保有し、第三セクターの三陸鉄道(岩手県…
-
【資格の攻略法】 業務経歴票は試問材料
5Doors′の堀与志男代表に聞く技術士取得術(下)
資格の取得に向けた受験指導のプロに勉強法や解答法を聞く第1弾は、5Doors′の堀与志男代表。前々回、前回に続き、最終回は技術士建設部門の口答試験対策と総合技術監理部門の筆記試験対策について解説する。
-
車間距離の詰まったダンプに警報
西松建設はアカサカテック(横浜市)と共同で、ダンプトラックなどの工事用車両に搭載する「衝突防止支援システム」を開発した。車両や歩行者との近接状況を検知して、ドライバーに警報を発する。
-
点検義務化の死角、法定外跨道橋の4割が実施せず
国土交通省が2月10日に発表した高速道路に架かる跨道橋の点検状況で、法定外の跨道橋では未実施が4割以上に上ることが分かった。一方、道路法に基づく跨道橋は、ほぼ100%で実施済み。同省は昨年7月、道路法施行規則で5年に1度の点検を義務付けたが、その対象外の橋では点検が手薄になっている実態が明らかになっ…
-
【資格の攻略法】 文章が下手でも合格できる
5Doors′の堀与志男代表に聞く技術士取得術(中)
資格の取得に向けた受験指導のプロに勉強法や解答法を聞く第1弾は、5Doors′の堀与志男代表。前回に続き、技術士建設部門の筆記試験対策を指南する。
-
マニラ首都圏の大規模下水処理施設、デザインビルドで受注
JFEエンジニアリングは2月9日、フィリピンのマニラッド水道サービス会社がマニラ首都圏のパリャニャーケ市で計画している下水処理施設整備プロジェクトで、施設の設計および建設に際したプロジェクトマネジメント、試運転などの各業務を受注したと発表した。契約金額は34億2000万円。
-
建設投資見通しを上方修正、15年度は1.2%減
建設経済研究所と経済調査会は2月9日、2015年度の建設投資の見通しを46兆5500億円と昨年10月の予測から6000億円上方修正した。前年度と比べて1.2%減少するが、14年度補正予算の執行時期が15年度にかかることなどを踏まえて上方修正した。ただし、民間の建設投資については下方修正している。