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 日経コンストラクション2012年9月10日号の特集「震災後の戦い方」では、建設コンサルタント会社の地域別売上高を初めて調査し、その結果をランキングにした。地域内に本社のある地場の会社や全国展開の準大手が上位に並び、大手がそこに食い込む状況が明らかになった。

 ここでは、前年度と比べて大半の各社の数値が増加した東北地方の売上高ランキングを紹介する。

 東日本大震災の影響で、東北地方に短期的に注力する会社は多い。大手や準大手が売上高を伸ばしており、東北の売上高上位15社の8割が対前期増減率でプラスになっている。12年度も発注量の増加基調は変わらない見通しだ。復旧や復興の発注業務を見据えて、執行体制を整える会社は多い。

■東北地方の売上高ランキング
順位 会社名 売上高(百万円) 地域別の
売上高比率(%)
1 復建技術コンサルタント(仙台市) 4,065(71.4) 95.0
2 パスコ(目黒区) 3,589(▲8.8) 8.4
3 日本工営(千代田区) 2,985(124.1) 6.0
4 応用地質(千代田区) 2,827(44.3) 12.4
5 ジェイアール東日本コンサルタンツ(渋谷区) 2,810(22.9) 24.4
6 建設技術研究所(中央区) 2,775(6.6) 9.8
7 東北開発コンサルタント(仙台市) 2,631(9.2) 100.0
8 パシフィックコンサルタンツ(東京都多摩市) 2,310(2.8) 8.1
9 エヌエス環境(港区) 1,966(9.2) 47.0
10 ダイヤコンサルタント(千代田区) 1,846(22.9) 25.2
11 基礎地盤コンサルタンツ(江東区) 1,640(188.7) 17.5
12 国土防災技術(港区) 1,497(0.9) 19.0
13 オオバ(目黒区) 1,242(1.4) 11.6
14 大日本コンサルタント(豊島区) 1,052(▲31.2) 11.3
15 福山コンサルタント(福岡市) 1,019(▲4.6) 21.0
16 ニュージェック(大阪市) 1,005(▲3.6) 7.9
17 東建工営(仙台市) 976(▲15.9) 58.5
18 八千代エンジニヤリング(新宿区) 932(―) 6.7
19 日水コン(新宿区) 897(▲2.8) 6.2
20 川崎地質(港区) 888(58.0) 13.8
2011年4月から12年3月までに迎えた決算期の決算をもとに、国内官公庁と国内民間の売上高の合計値を各社の定義に委ねて地域別に記入してもらった。東北地方は青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島の6県。表中の売上高に続くカッコ内は対前期増減率。単位はパーセント。決算期の変更により八千代エンジニヤリングの対前期増減率は「―」とした