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売上高、受注高ともに1位は同じ会社

■東北地方の受注高ランキング
順位 会社名 受注高(百万円)
1 復建技術コンサルタント(仙台市) 6,041(107.5)
2 パシフィックコンサルタンツ(東京都多摩市) 3,762(74.4)
3 パスコ(目黒区) 3,568(▲0.9)
4 建設技術研究所(中央区) 3,457(31.1)
5 ジェイアール東日本コンサルタンツ(渋谷区) 3,171(39.6)
6 応用地質(千代田区) 2,935(66.2)
7 ダイヤコンサルタント(千代田区) 2,354(43.6)
8 エヌエス環境(港区) 1,867(▲1.1)
9 基礎地盤コンサルタンツ(江東区) 1,776(175.8)
10 国土防災技術(港区) 1,763(37.1)
11 福山コンサルタント(福岡市) 1,526(▲1.1)
12 ニュージェック(大阪市) 1,229(48.3)
13 日本振興(大阪府泉南市) 1,221(―)
14 オオバ(目黒区) 1,202(▲3.6)
15 川崎地質(港区) 1,174(143.6)
16 大日本コンサルタント(豊島区) 1,169(▲12.8)
17 八千代エンジニヤリング(新宿区) 1,138(―)
18 いであ(世田谷区) 1,109(51.5)
19 日水コン(新宿区) 1,085(18.3)
20 オリエンタルコンサルタンツ(渋谷区) 1,050(40.4)
2011年4月から12年3月までに迎えた決算期の決算をもとに、国内官公庁と国内民間の受注高の合計値を各社の定義に委ねて地域別に記入してもらった。東北地方は青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島の6県。表中の受注高に続くカッコ内は対前期増減率。単位はパーセント。決算期の変更により日本振興と八千代エンジニヤリングの対前期増減率は「―」とした

 「11年度の発注額は前年度比で、宮城県が約370%、国土交通省東北地方整備局が約180%になった。発注増に伴った率分だけ売り上げが増加した」と、復建技術コンサルタントの遠藤敏雄社長は話す。東北圏内の売上高が95%を占める同社は、東北の売上高、受注高で1位だった。

 同社は11年度、例年よりも大幅増となる十数人の技術者を中途採用した。遠藤社長は、「下水道にたけた技術者や都市計画を一から手掛けられる技術者は全国でも少なくなった。震災復旧ではそういう人材を必要としていた」と説明する。

 ただ、社員確保は別の理由もある。同社はメーンの災害関連業務の発注は13年度までと見込んでおり、復旧が一段落した後を見据えての採用でもあった。

 「震災で多くの災害関連業務を受注した。この経験は今後、防災事業が必要とされる関東地方などでアピールできる」(遠藤社長)。

 東北では、東日本大震災の前の岩手・宮城内陸地震やさらに前の宮城県北部地震など、立て続けに地震が発生。復建技術コンサルタントは、それらの災害関連業務で身に付けたノウハウも生かして、受注地域の拡大を図る方針だ。

 日経コンストラクション同号の特集では、ほかにも発注者別ランキングや契約方式別ランキングなど、従来にないアンケート結果を実施するとともに、各社の強みを分析。海外や民間への展開をはじめ、様々な分野の「成長エンジン」の実力を探った。