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 岡山県瀬戸内市は、約500haの敷地に世界最大規模のメガソーラーを建設する計画を明らかにした。瀬戸内海に面する錦海塩田跡地の活用基本計画の公募型プロポーザルで、9月12日に入選案を決定した。

 提案したのは、くにうみアセットマネジメント(東京都千代田区)を代表とする「瀬戸内Kirei未来創り連合体」。入選案では、塩田跡地の400haの発電エリアに、出力250MWのメガソーラーを建設する。また、跡地内の排水ポンプの能力倍増や、潮位を感知するための監視カメラの設置なども検討する。総事業費は、地盤対策など提案時の不確定な要素を勘案して、656億円、707億円、861億円の三つのプランを試算している。

 連合体は、金融、プラント、エネルギーなどの業種7社で構成。設計・施工・調査担当に東洋エンジニアリングと自然電力(東京都中央区)が、金融財務担当にくにうみアセットマネジメントとゴールドマン・サックス証券が、まちづくり担当に日本IBMとジャーマン・インターナショナル(横浜市)が、情報通信担当に日本IBMとNTT西日本が、それぞれ参加する。

 こうした企業連合の中核となって事業をリードする第一連合体に加え、担当分野ごとに地元企業と協働する第二連合体を設け、地域に根差した事業を推進する。設計・施工・調査分野では、第二連合体として清水建設や中電技術コンサルタント(広島市)などが参加。さらに、地元の大手交通会社や電力会社、金融機関などもアドバイザーとして事業に関わる。

 今後は、瀬戸内市と連合体が基本協定を締結し、2013年3月までに跡地活用の基本計画を作成。その後に両者が施行協定を締結し、4月から事業に着手する予定だ。