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 厚生労働省の毎月勤労統計調査によれば、建設業の2012年の夏季賞与は1人当たりの平均で33万9109円。調査した全16産業の平均に比べて約2万円少なく、支給額は上から10番目だった。前年に比べて12.5%減っており、下げ幅は全産業の中で最も大きかった。同省が10月31日に発表した。

●2012年の夏季賞与の支給状況
上は労働者が5人以上の事業所で、下は30人以上の事業所(資料:厚生労働省)
上は労働者が5人以上の事業所で、下は30人以上の事業所(資料:厚生労働省)

 労働者が5人以上の事業所の夏季賞与は、全産業の平均で1人当たり35万8368円。前年に比べて1.4%減った。建設業はこれよりも1万9259円少なく、最も多かった「電気・ガス業」と比べると半分以下にとどまっている。

 一方、事業所の規模が30人以上になると、建設業は1人当たり44万1553円と、全産業の平均と比べて3万3965円高い。ただし、前年に比べると22.6%減っており、この減少幅も全産業の中で最も大きかった。

 賞与を支給した事業所の割合は、労働者が5人以上の場合、建設業は57.5%だった。前年を0.7ポイント上回ったものの、全産業の平均を9.5ポイント下回った。30人以上の事業所では85.1%に増えるものの、全産業の平均を3.7ポイント下回り、「生活関連サービス等」や「その他のサービス業」、「飲食サービス業等」に次いで4番目に低かった。

●事業所の規模別で見た夏季賞与
事業所の規模は労働者の数で区分(資料:厚生労働省の資料を基に日経コンストラクションが作成)
事業所の規模は労働者の数で区分(資料:厚生労働省の資料を基に日経コンストラクションが作成)

 賞与の支給額を事業所の規模別で見ると、他産業と同様に建設業も労働者の数に比例して支給額が多くなっている。労働者の数が5~29人の事業所では1人当たりの支給額が25万4493円だったのに対して、1000人以上の事業所では3倍以上の82万4217円となっている。